○○円ならどこまでできる!? ウェブサイト制作の相場早見表
[特集] 安く! 早く! を実現するサイト制作の発注マニュアル
賢い発注のやり方&失敗するやり方 制作会社とのうまい付き合い方教えます
この記事では、ざっくりとしたウェブサイト制作のコストを考えるための、相場早見表を示す。「制作会社にこんなことを頼んだらいくらかかるんだろうか?」「予算はこれぐらいしかないんだけど、何ができるかな」そんな疑問にお答えする一覧表だ。
価格目安は作業ごとの価格(ロフトワーク調べ)。たとえばサイト全体の作業例であれば、「限定的なブログ導入」が50万円かかるということを示す。
表は標準的な単価の会社(1人月80〜100万円程度)の場合のものとなっている。単価の高い制作会社(1人月150万円以上)ならば、同じ予算でもできることが1つ左にシフトすると考えるといいだろう。逆に、単価の安い制作会社(1人月50〜70万円)ならば、同じ予算でもできることが1つ右にシフトする。
○○円ならどこまでできる? ウェブサイト制作の相場早見表
価格目安 | 50万円 | 120万円 | 250万円 | 500万円 |
---|---|---|---|---|
作業目安 | 簡易なサイト制作、もしくは部分的なページ制作作業など | サイトリニューアルや、テンプレートを使った定型のサイト制作作業など | サイト設計や企画立案、独自のプランを必要とするサイト制作など | サイト設計、企画に加えてシステム導入を伴うサイト制作など |
サイト全体 | 印刷物の素材を流用したウェブページ作り(10ページ程度。Googleのサイト内検索付き) | 小さいサイトをMovable Typeで作成(30〜40ページ程度) | 安価なCMSによる小規模サイトのウェブ標準を考慮した構築・リニューアル(100ページ程度) | ワークフロー付きのCMSによるサイト構築 |
限定的なブログ導入 | ECサイトの構築(ASPのサービスを利用してインターフェイスを独自に開発・カスタマイズ) | ポータルサイト(グループサイトや外部サイトの情報をAPIなどによって取り込んで表示するサイト) | ||
コンテンツの作り込みをしたプロモーションサイト | ウェブビジネスの企画コンサル+サイト構築 | |||
リニューアル | サイト全体をMovable Type化(30〜80ページ程度) | 安価なCMSによる中規模サイトのウェブ標準を考慮した構築・リニューアル(設計と導入のみ、コンテンツ投入は自分でやる) | 500〜600ページのサイトのCMS化とコンテンツ移行 | |
SEO | 簡易SEO(サイト内のページの構造作り程度) | ウェブ標準に則りSEOを施したサイトの構築・リニューアル | ||
SNS | 既存システムを使った自社SNSの構築 | 既存システムをカスタマイズした自社SNSの構築 | ||
サイトの一部 | 社長ブログ新設とそれ用のバナー | プレスリリースのコーナーだけCMS化 | 独自の商品検索や、AjaxやAPIを使った簡単な仕組みの作成 | AjaxやAPIを使った少し高度な仕組みの作成 |
求人コーナー作成など、新しいコーナーやブロックを追加 | ||||
簡単なCGI(問い合わせフォームや簡易検索など) | ||||
モバイルサイト | モバイルサイトの作成(既存サイトのコンテンツを流用、100ページ程度) | モバイルサイトの作成(CMS利用) | ||
デザイン・ユーザーインターフェイス | サイトのデザイン作業 | トップページのデザイン・作成 | 高度なFlash | ユーザーテスト |
決まったイメージに則って作るトップページのFlashムービーと2〜3ページ | インタラクティブなFlash | ユーザーインターフェイスの設計(グローバルメニューの設計とサイトの回遊性考慮) | ||
ユーザーインターフェイスの設計(グローバルメニューの設計) | ||||
情報発信 | 必要な情報掲載 | 限定的な情報発信機能 | 最低限ではあるが、全社的な情報発信機能 | |
メールマガジンのテンプレート作成 | 企業が「活動している」事を証明できるサイト | |||
会社概要や制作実績など、会社が「存在している」事を証明するサイト | ポイントの強化、提案 | |||
価格目安 | 50万円 | 120万円 | 250万円 | 500万円 |
※2008年2月21日加筆
- 使い方としては、表の中から作りたい内容を1つ探し、見つかった列の上端(または下端)に書かれた価格を見る。その金額が、その作業を外注するとどれぐらいの費用がかかるかの目安となる。
- それぞれの価格目安で、同じ列に示した作業1つぐらいできるだろうという意味となる(120万円で左から2列目の作業すべてが行えるという意味ではない)。
- 基本的に初期構築の費用で、システムのライセンス費用やサーバーのハードウェア費用などは含まない。
バックナンバー
- 賢い発注はウェブサイト制作フローの正しい理解から――よくある4つの悩み事
- マンガ「困ったクライアントのダメな発注4つの実例」 ~こんなクライアントはもうイヤだ!
- うまく仕事が進む“良いクライアント”の“賢い発注”3つの実例
- マンガ「よくある3つの困った事例」に学ぶ うまく仕事進める秘訣
- はじめてのRFP――発注時に意思疎通をスムーズにする提案依頼書の作り方
- 見積書サンプル&プロが教える見積書7つの極意①――1社見積もりと相見積もりを極める
- 3種の見積書の違いを知る――プロが教える見積書7つの極意②
- 作業内容とコストのバランスを見極める――プロが教える見積書7つの極意③
- ○○円ならどこまでできる!? ウェブサイト制作の相場早見表
- ポイントを押さえて安くする――プロが教える見積書7つの極意(4)~(7)
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少し前に業界で結構話題になったトピック。お客様にとっては価格が分かりづらいというのは真実だと思うので、それを解消しようとする試みは価値があると思います。
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○○円ならどこまでできる!? ウェブサイト制作の相場早見表
この記事では、ざっくりとしたウェブサイト制作のコストを考えるための、相場早見表を示す。「制作会社にこんなことを頼...
Web業界で大反響となっている、以下の記事。
▼「○○円ならどこまでできる!? ウェブサイト制作の相場早見表」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/02/20/2456
この記事を書かれているのは...
○○円ならどこまでできる!? ウェブサイト制作の相場早見表と、この記事に対するネット上のさまざまな反応に触発されてアップするエントリです。発注前の参考にしてください。
こん...
Web制作者にとって永遠のテーマ、クライアント様に理解して頂きたい内容と思いまとめてみます。
○○円ならどこまでできる!? ウェブサイト制作の相場早見表
「業種が絞れない? だったら給料の高い業種を選びなさい」
そんな衝撃的なことを言うのはもちろん僕ではありません。ニューヨークの草刈機と怖れられたヘッドハンターの白川義彦...
一般的なウェブサイト制作の価格表とのこと。具体的な価格はリンク先を参照されたい。...
この手の話題に僕みたいな門外漢が触れていいのかどうか迷っちゃうけど、書きます。え...
この表を安い金額から見てみると、「まー、こんなもんかな」とか思ったりしたんですけど、250万円から先は急に割りが合わない気がしました。
怖いぐらいにリアルな金額。
ただもっと怖いのは、この1/10以下の金額でサイトが作れると思っている
トンデモなクライアントがこの世にはいっ...
Webサイト作成の相場って
なかなか考えられん値段してるね(^^ゞ
中小企業のホームページを外注する際の目安をお伝えします。
弊社は神戸の会社ですから、関西圏の相場しかわかりません。
ただ、東京はもっと高額になると聞いています。
その前提で...
相場はだいたいこんなもんでしょうか。 表が見やすくていいですね。デザイン案件の打...
受ける会社による
有名な制作会社だと、結局名前が知れてる安心料とかで、このくらいの値段でもOK、いやそれ以上取れるかもしれない。でもほとんご同じクオリティの仕事をしても、小さな制作会社じゃ足元見られるとかもあるかもしれないけど、こんなに高く取れないでしょうね。
個人的には簡易SEO(サイト内のページの構造作り程度)で250万は高すぎるかなと。
後は何も知らない先方のWeb担当者にどれだけ営業かけられるかだけでしょう。
制作の目的が明確じゃないと判断しづらいで...
高度なflashなんてECには必要ないし
今時安すぎってコメントがありましたが
正にその通りですね
目的がインフォメーションのみってのは大手や行政以外考えられないですよね
ましてや地方ならECメインってことになるのでは?
サイト制作上で上質なデザインはもちろん大切ですが
稼ぐサイトならプロモーションに最も費用がかかるのでは?と考えてしまますが?
web業界って
IT基盤の上に立っているビジネスなのに、なぜ他の業界が
切り開いてきた道をスルーして開拓から始めるんでしょうね。
サービス内容の標準がないのに、価格の標準化を定義する
よりも、他にやるべきことはないのでしょうか。
成果物に対し提示したコストで、クライアントとの認識違いは
発生するのはあたりまえと考えております。
クライアント層でも変わります。大手企業、個人経営、ベンチャー
などさまざまな見識をお持ちです。
コストの持つ責任範囲や、認識違いにより発生するコストの、
「高い」「安い」の差を埋めるにはどの手法を活用すればよいか。
全く同じwebサイトを構築したとして、コストが800万と300万の
場合があります。これはwebサイト構築のPJ期間、人的要因、
コストの持つ責任範囲などにより生まれる差異です。
なぜ800万なのか。なぜ300万なのか。
クライアントが持つ言葉で説明し、理解していただくことに
注力しています。「○○円ならどこまでできる?」というタイトルは
面白いです。
コストとスコープのマトリクスには、意味を見出せませんでした。
高いとか安いとか・・・
相場を形成出来るのもなんでしょうか?
クライアントに知識もあり、発注しなれているところであれば
記事の相場よりも安くも出来るでしょうが
現実はそんな案件ばかりでないのが実情じゃないでしょうか。
私は独立してウェブサイト制作も行いますが
クライアントによって同じようなサイト制作でも料金を変えざるを得ないのが実情です。
これって、単に作業量を計算してるだけです...
初めまして。IT大道芸人です。
この業界には、ISDN時代から関わっているので、何万回も(?)、ホームページ製作の値段は聞かれています。(10年前には、企業ホームページの制作費はいくらか?ってなセミナーを開いて、満席で立ち見が出た! 笑)
で、こういう価格表が出てくると、怖いのは、まったく知らない人は、この値段で作れるって思われてしまうことですね。
これは、あくまでも作業量を見た場合の目安であって、企画やデザインの費用って盛り込まれていない。
何も知らない人からの発注で、よくあるのは、
「よく分からないから、なんか、2つ、3つ、サンプル作って見せてよ!」
あのね・・・・・(--メ
とまあ、そういうヒヤリングや企画、んでもって、デザインなんかの費用ってのが、まったく盛り込まれていないし、ある程度完成してから、
「あー、社長に見せたんだけど、ここのアイコンは、四角じゃなくて、丸にしろって。それから、・・・・」
こういうのも多いんですよね・・・ 何回となくラフデザインで打ち合わせして、何度も確認してたにも関わらず・・・・
見積もりに、企画料とか明示したいのですが、それやっても、”えーー? なんで、こんな金額? これって、作業じゃないよね?”とか言われて、通らないんですよ・・・・
で、仕方ないから、Webの制作費に最初から入れ込んでたりしますね・・・・
後からどんでん返しを食らうので、怖いです・・・・
相場表において、Flashの項目がアバウトすぎ...
素人意見かもしれませんが、WebでFlashを使うってかなり多いですよね?
だから、単なるバナー広告レベルのFlashから、XML読み込んでデータ表示するFlashとか、オンラインショッピングFlashまで、幅広いですよね?
Flash作成の相場表って欲しいですね
たとえば、
・Flashで使用する画像1枚あたり?円とか
(アクションスクリプト処理代金?円)
・クリックしたらどこのURLに飛ばすとかに?円
・Cookie保存機能の代用でFlashでデータ保存機能に?円
・XML読み込み処理?円
・読み込んだデータ貼り付け処理?円
・ユーザがカスタマイズ可能なオブジェクトあたり?円
みたいな・・・・
そういう観点で1Flashあたりの料金を算出した上で、金額を決めるとか・・。
Flashでどこまでやれるのかを項目別にして料金表ってあっていいような気がします。
そんなのが欲しいかなぁと。
自分が作っているモノっていくらなのかわかるので。
価格=「純粋な作成代金」+「未来代価」
あと、「未来において、作ったものがどういう利益を生む可能性があるのか」に対する代価
を決めるのが難しいと思うのです。
純粋な作成代金と、今後のマーケティングまで考えるコンサルの代金って分けるべきじゃないかなぁ
と思うわけです。この相場表ってそういうとこまで関わってるのかな?
弊社では!
Web制作に関して高い、安いといろんな考え方がありますが、
広告や宣伝としてWebを使う場合は特に、SEOを考えた作りでないといけませんし、
デザインも重視しないといけません。
しかし、Web制作の後、日々いかに運営していくかが大切だと思います。
Web制作から日々の更新(運営)やSEOに至るまで一貫して、
一つの会社でみています。
皆様はどのような考え方をしますか?
更新はお客様の負担が大きいです
私も基本的に「作る前より作った後が肝心」だと思っていますが、日々の更新や運営を行うのも、それなりに知識が必要です。
貴方様の会社のような「すべてやってくれる」ところに依頼すればいいかも知れませんが、中小以下のお客様、これからWEB事業をはじめようと考えているお客様に、いきなりそこまで求められないのではないでしょうか。(コストや時間的な面で)
だから大抵は納品後、ご自身で運営される方ばかりだと思いますが、前述したとおり、かなり知識を要するので、一般の方(WEBの知識がない方)は、運営を軌道に乗せるのは至難の業だと思います。
そう考えると、いくらであっても”高い”と言えるかも知れませんね。お客様視点で考えると。
相場より方程式を客はしりたいのです
まだ相場感で議論しているのは、進んでいないなと思います。
ただ、お客様が予算を作るために、相場を知りたいのは事実。
でもその相場の根拠がどういう方程式から生まれているのかも
伝えないと、まったく意味がないとおもうんです。
たとえば、お隣の業種、グラフィックデザイナーの世界には、
協会が作成したデザイン料金の算出方法というものがあります。
制作料金算定基準
http://www.jagda.org/cf_fee.html
この算定方法で面白いところは、才能(希少性、可能性=Y係数)と社会的影響度(Z指数)
を変数としていれてクリエイティブ作業費(a作業)を算出し、プロダクション作業(b作業)
に関しては基準値の掛け算で算出するというところです。
要するに、B2Bか、B2Cか、業務用か、広告か、販促か といった視点や、
それを実現するための模索はお客が主体なのか、こちらに頼っているのか
そのための仮説立案や調査はどちらが主体なのか、経験と才能から生み出
されるものを期待しているのか、していないのか...もろもろが絡んでいつつも
方程式で算出されている。そういう見積もりが少ないからこういった議論が
繰り返されるんでしょうね。
工数(画面数)から人月ベースにするのが業界のトレンドみたいなことをいって
る人もいましたが、プロダクションに関しては量的基準のほうが後々追加請求
しやすいかもとか思います。
人月が主体のシステム業界も、昔から人月の神話って本があるぐらい根拠が
微妙なものだとおもっていつつ、それに変わる方法がなかなか見つからないで
こまっている。そんな話をよく聞きます。
人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional Computing Series) (単行本)
http://www.amazon.co.jp/dp/4795296758
うちは、これより安いのも、高いものありました。
安いのは、半分以下、高いのは、一桁あがって内容同じって感じです。
作業だけを依頼しているのか、結果まで求めているのかによって
根本がちがってきますよね。またウェブ屋がコンサル屋やインキュベーター屋
になることが、かならず利益率を定常的に確保できるのか
その辺も考えないと見積もれませんから、
相手の顔色をみて、違う見積もりを出さざるを得ないんですよね.....
自転車操業
「それぞれの価格目安で、同じ列に示した作業1つぐらいできるだろうという意味となる(120万円で左から2列目の作業すべてが行えるという意味ではない)。」
発注元や代理店に振り回されているしがない1デザイナです。
参考にさせていただこうと記事を読みましたが、いまいち、上「」内の意味が解らなかったのです。
工程1つで**円ってことなんでしょうか?
でも2つだと倍額ってのはちょっと高いのかなぁとか。
わたしもこんな仕事してみたいです
私のように「自称Webデザイナー」的な人間には、この金額はありえません。
皆さんのように大手企業を相手にされている方には当たり前かもしれませんが、
私のように従業員は社長と奥さんみたいな会社を相手にしている者としては、
全くありえない金額です。
そもそも個人事業主は眼中にないって感じですね。
日本の大部分は個人事業主や町工場程度である現実を無視した感じがしました。
ですが参考にはなりました。
相場観がずれてませんか。
下記コメント内にもありますように、
本当にロフトワークさんならこの値段で実現できるか疑問です、
特に500万円の項目ですが、
いったい何人体制で、どれぐらいのスケジュールで作業するのでしょうか?
記事内にもありますように、
最近ではページ単価ではなく、工数ベースで見積もりを作成することが多くなっています、
大手制作会社だと@150万ぐらいでしょうか、
ロフトワークさんでは、
サイト構築の際に「Work Breakdown Structure」を作成してから作業に当たるそうですが、
「WBS=スケジュール=この値段」に当てはまるのでしょうか?
やることによって変わってくるとは思いますが、かなり不整合がでてきそうな・・・
そもそも
「あなたのサイトを成功に導くウェブサイト制作会社」にでてくる制作会社って、
規模が限定されてません?
「bA」「ミツエーリンクス」「トランスコスモス」「IMJ」「メンバーズ」などの大手だと、
この値段だとまず無理ではないでしょうか、
やれても、中小のクライアントなどだけで、
大手クライアントだと、システムが絡んだだけで、軽く億単位にいきますし、
運用業務だけでも、プロデューサー、ディレクター、デザインorコーダーが関わっただけでも、
月に500万~数千万かかるはずです。
WEB制作の相場観を作るという目的はいいかもしれませんが、
間違った相場観が業界のデェフォルトになる危険性があるので、コメントさせていただきました、
でもどうせつくるなら、
クライアントがやりたい作業→必要なタスク→それに関わる人工→スケジュール
×人工単価(大手@150万円、中小@100万円~80万円、個人規模@50万円)=WEB制作費
みたいに、実際に見積もりを作成していく方法に沿ってはいかがでしょうか。
お得かな
項目の内容がどのレベルかにもよりますが、私が思っている内容で
これだけやってくれるなら、お得な方だと思います。
一番安いものでも、動的コンテンツ部分もあるし…。
見やすいようで分かりづらい
編集部の方、返信されているのを良く見かけるのですが
こまめにコメントに返信されていて素晴らしいですね。
運営を考えれば当たり前ですが、
それができていない同類のサイトがたくさんあるので...
さて、題名の通りですが
この記事の相場表の「価格目安」と「縦軸の項目」のマトリックスがよくわかりません。
各価格目安の金額内で、縦に割りで見て、
上から下まで全項目を実施する、という表なのでしょうか ?
それとも、各項目のそれぞれで価格目安の金額が発生するのでしょうか ?
価格の「高い」「安い」の意見はそうした読み手の認識の違いにもよる気がします。
今の表ですと、読み手による認識に格差が出てしまうのではないかと
記事内容を少し修正しました
編集部の安田です。コメントありがとうございます。
編集部の方、返信されているのを良く見かけるのですが
こまめにコメントに返信されていて素晴らしいですね。
お褒めいただき、ありがたいやら気恥ずかしいやら。
自分のブログにコメントもらうと返信したくなるじゃないですか、それと同じ感覚です。読者さんあってのサイトですから!
この記事の相場表の「価格目安」と「縦軸の項目」のマトリックスがよくわかりません。
ご指摘ごもっとも、表を修正して、いくつか注意点を表下に加筆しました。
上から下まで全項目を実施する、という表なのでしょうか ?それとも、各項目のそれぞれで価格目安の金額が発生するのでしょうか ?
後者です。
さすがに、250万円で
・安価なCMSによる小規模サイトのウェブ標準を考慮した構築・リニューアル(100ページ程度)
・ECサイトの構築(ASPのサービスを利用してインターフェイスを独自に開発・カスタマイズ)
・コンテンツの作り込みをしたプロモーションサイト
・安価なCMSによる中規模サイトのウェブ標準を考慮した構築・リニューアル(設計と導入のみ、コンテンツ投入は自分でやる)
・簡易SEO(サイト内のページの構造作り程度)
・既存システムを使った自社SNSの構築
・独自の商品検索や、AjaxやAPIを使った簡単な仕組みの作成
全部やってくれる制作会社さんがいたら、もう真っ先に頼んじゃいます。はい。
私の会社は
私の会社はこの相場にかなり近い金額でやっていますが、クオリティは一般の方には出せないレベルのものを必ず提供しているので、それでは苦しいというのが現状です。
なので、決して高くはないと思っています。
予算規模が数千万円規模の案件などもやったりしますが、非常に難度が高いため工数がかなりかかり、利益が出ているかどうかとなると微妙なところです・・・。
やり方に工夫が足りないのかもしれませんが。。
300〜500万円規模の案件を月に3〜4本やる程度が一番健全に仕事ができるのかもしれません。。
クオリティ
編集部の安田です。コメントありがとうございます。
こちらのコメント返信に書いた内容とも関連しますが、やっぱりセキュリティやデザインやの品質を高めていくと、この相場早見表の価格では厳しい場合が多くなってしまいますよね。逆に、手を抜いたり既存のシステムがうまくはまったりすれば、この表の価格よりもはるかに安くこなせたりもしますので、難しいところです。
編集者の仕事って、IA(情報アーキテクト)の方のお仕事と似ていて、突き詰めていくと、とにかく時間がかかってしまうんですよね。デザインも同じで、最終的には最初に考えていたデザインに落ち着いたとしても、それが最善だという納得を得るために必要な時間は長かったりしますよね。
ウェブ関連の費用に対して、SIerさんに払うのと同じような感じの金額を経営サイドが当然のように考えてくれる時代が早く来てくれるとありがたいですね(そういう意味では二回り高めの値段を書いておくべきだったかも)。
>SIerさんに払うのと同
>SIerさんに払うのと同じような感じの金額を経営サイドが当然のように考えてくれる時代が早く来てくれるとありがたいですね
私はこの点についてすごく同感です。
しかし、作り手の側にも問題があると思っていて、SI会社ほどしっかりとした設計書、計画書、報告書を出しながら作業しているWebの制作会社ってどれぐらいあるのでしょうか?
それと、いくらクリエイティブな部分が多いとはいえ、作り手が感覚のみでものを作り、お客さんにうまく説明できていないケースが多いのではないでしょうか。
納得していただけなくてはお金も払ってもらえないと思っていますし、そのためのスキルも必要と考えます。
この業界全体として、まだまだそういうスキルが足りないのではないかと思います。
個人的には、少し勉強すれば誰でもWeb屋を名乗れる、というのも1つ問題としてあると思っています。
また、Webサイトは広告寄りの使われ方をすることが多いので、代理店の存在も、末端の会社に渡る金額には少なからず影響を出していると考えます。
今時安すぎ
webサイトを広告と考えたとき(広告予算で賄うとき)
影響力や費用対効果を考えれば、雑誌・TV・その他よりはるかにパフォーマンスがいいはず。
ECなどサイト自体が利益をもたらすシステム制作の場合ならなおさら、
500万なんてあっという間に回収できるでしょう。
WEBの利用者も少なく、制作手順も単純だった一昔前と比べて、
効果も工数も格段にアップしているわけだから、
50万、120万の予算しかないなら、FLASH使おうがモバイルサイト作ろうが、
それなりの効果しか望めない。
高度なFlashってなに?
今時Flashで高度なことしようと思ったら、どこまででもいけると思うんだけど、高度なFlashって何なんでしょうかね。
http://fladdict.net/blog/2008/02/post_141.html
Re: 高度なFlashってなに?
編集部の安田です。コメントでの疑問提示ありがとうございます。
> 高度なFlashって何なんでしょうかね。
正直に言います。厳密に定義していません。すいません。あくまでも「ざっくりの相場観」のためなので、その辺りはご容赦くださいませ。
今度、地域別とかで調査したりして続編を作る際には、曖昧さをなくした状態で作ろうと思います。はい。
# ただ、受注側または発注側が「ちょっと高度だな」と思うもの、
# というイメージでとらえていただいても、意外と悪くないのかな、
# なんて思っていたりもします。
ロフトワークならほんとにこの値段できるの...
実績のあるロフトワークさんが、こんないい加減な記事を書いてるのでびっくりしました。
たとえば、ロフトワークの得意なCMS導入支援の部分ですが、リニューアル時に「500〜600ページのサイトのCMS化とコンテンツ移行」をほんとうに500万でやってもらえるのですか?この価格で CMS を導入されたケースステディがあるのでしたらぜひお話を聞かせてください。私は現在の業務で自分たちで開発した CMS を販売しているので、CMS 市場の分析を行っていますが、たとえば、比較的安価な Web Release2 を採用したとしてもパッケージ費用だけで315万、ステージングサーバの用意等で最低100万 はかかります。そうすると、残りの85万で、テンプレート設計と組み込み作業をすることになります。これは経験がある方ならわかると思いますが、どんなに個人の外注を使ったとしても、詳細な指示書が必要になるので、絶対に無理です。
おそらく、ここの目安には、パッケージ費用やサーバ費用は含まれていないのでしょう。ただ、このウェブサイトを見ているユーザの多くは企業のウェブ担当者で、そのような認識を持たないと思います。このようないい加減な価格の目安を、あたかもそれが業界標準であるかのように、このような場に発表してしまうのは、いささか配慮に欠けるのではと思いました。
Re: ロフトワークならほんとにこの値段できる...
編集部の安田です。コメントありがとうございいます。
おそらく、ここの目安には、パッケージ費用やサーバ費用は含まれていないのでしょう。
その辺の記述が明確でなかったので、加筆しました。ご指摘ありがとうございます! 確かに重要なポイントですね。
あとですね、
あたかもそれが業界標準であるかのように編集部としては、業界標準を作っていきたいという気持ちもあって、既存のウェブサイト制作会社さんインタビューでは、おおざっぱな相場観を各社さんに教えていただいています。
あなたのサイトを成功に導くウェブサイト制作会社
→ http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/80なのですが、まだ業界標準とまで明示しきれないので、申し訳程度に「価格目安は作業ごとの価格(ロフトワーク調べ)」と。。。。
でも、おっしゃる意味は編集部としても「そうですよね」と納得なので、ご指摘をココロにしっかりと留めました。ご期待に沿えるように精進いたします。
» 返信
ページ単価
編集部の安田です。
2007年4月にWeb担で公開された「1,000万円のサイト構築費を50万円に抑える方法」の記事でも触れているのですが、「1ページいくら」というスタイルの受発注は、どんどんと減ってきている印象ですね。
やはり、その作業にどれぐらいの工数がかかるかによって価格を決めるのが適切かと。
なので、提供されたコンテンツをそのまま定型のテンプレートに流し込むようなページ制作は非常に安くなるでしょうし、初期に情報構造やリンクの流れまで含めて設計する部分が入ると高くなるでしょうね。
たしかに
プロのデザインとプロのHTMLコーディングができる「自分」なら高いね。
でも、そんな「自分」あんましいないだろ?
Re: 価格って
編集部の安田です。
なかなか興味深いコメントです。
はてなブックマークのコメントを見てみると、「高い」「安い」両方の意見があり、いかに日本のウェブ制作の相場が形成されていないかがよくわかります。
地域にもよりますし、発注側のリテラシーや体制にもよるのですが、ざっくりどれぐらいかかるのかわからないという現状に対する1つの標準的な参考として出した相場表ですので、いろんなご意見が出るのも当然だと思います。
ただ、
> 自分で作ればただなわけだ。
ここに関しては、ビジネスでサイトを作る場合、残念ながらそんなに単純なものにはならないんですよね。業務内で内製する場合はそれにかかった人件費を他の部分にまわした場合の採算とのバランスを考えたり、品質のリスクを含めて費用対効果を考えたりするのが企業ですから。
Web担当者が自分で作れば直接原価は0円ですが、作るのに1か月かかれば、間接費として60万円~80万円は企業にとってコストとしてかかっている計算になります。でも、その人が他の部分で活動して1か月で60万円~80万円以上の粗利を出せるならば、内製するほうが利益率は悪くなるのです。
内製を前提とすると、業務内容に属人的な部分ができてしまうのも否めません。
また、外注すると、外注先は発注主との仕様決めや各種チェックなどの工数に加えて、品質管理や工程管理の工数もかかります。ですので、自分で作れば2週間でできるものでも、外注すると1人月以上の工数がかかるのは仕方ないでしょう。
ベンチャーなら内製するかもしれません。
組織内に内製するスキルをもった人材がいないから外注するのかもしれません。
単に社員が手間をかけるのが面倒だから丸投げするのかもしれません。
自分たちでも作れるけれどもプロの品質を求めて外注するのかもしれません。
利益率の高い事業が別途ある場合は外注するほうが長い目で社員が幸せになるかもしれません。
ビジネスの内容が、万が一のセキュリティ上の問題で致命傷を負うものだからプロに頼むのかもしれません。
外注するほうが全体の採算は良いけれども将来をふまえて内部のスタッフに知見を蓄積するために内製するかもしれません。
さて、他の方の相場観は、この表よりも上でしたか? 下でしたか?
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