夫婦間のすれ違いから、草々(青木崇高)が家を出てしまった。ショックを受ける喜代美(貫地谷
しほり)だが、草々が小浜にいることがわかる。けんかは取り返しのつくうちに仲直りしたほうが
よい、と草若(渡瀬恒彦)に諭され、喜代美は小浜に駆けつけ自分が言いすぎたと謝る。
だが草々はこのまま小浜に残る、と言いだす。喜代美が生まれ育った土地でもっと喜代美のことを
理解したい、それで自分の思うような女性でなかったらそのときは別れる、というのだ。
驚く喜代美だが、正典(松重豊)はすでにすっかり草々の味方になっていた。実は糸子(和久井映見)
も夫婦げんかで家を出て、魚屋食堂に身を寄せていたのだ。
いずこも夫婦げんかのさなか、順子(宮嶋麻衣)の様子がおかしいのに、喜代美は気がつく。
その夜、喜代美は草々と話しあい、二人で自分が育った町を見て歩こうと提案する。だが翌朝。
夫婦そろって仲直りのハイキングに出かけようとした時、順子が喜代美のもとに相談に現れる。
その思い詰めた様子に、喜代美は草々との約束をすっぽかして、順子を迎え入れてしまう。
いつもとは逆の立場で始まった順子の相談は、喜代美の思ってもみなかったことだった……。
バラエティーの仕事が続々と来るようになった喜代美(貫地谷しほり)。だが新婚生活はすれ違い 続きで、ついに草々(青木崇高)が家を出てしまう。実は草々は、小浜の和田家にいた。 おりしも正典(松重豊)と糸子(和久井映見)夫婦もけんかの最中で、草々は正典とすっかり意気投合する。 夫の行方がわかり喜代美はほっとするが、仕事を理由においかけようとしない。そんな喜代美に 草若(渡瀬恒彦)が声をかける。
草々(青木崇高)を追いかけて小浜に来た喜代美(貫地谷しほり)は、一緒に大阪に帰ってほしい と頭を下げる。だが草々は、まだ帰らない、と言いだす。喜代美が生まれ育った土地でもっと喜代美 のことを理解したい、それで自分の思うような女性でなかったらそのときは別れる、というのだ。 なんとか仲直りをしようと、喜代美は草々とピクニックに行くことになるが、その日の朝、突然 順子(宮嶋麻衣)が訪ねてくる。
突然訪ねてきた順子(宮嶋麻衣)の思い詰めた様子を見て、喜代美(貫地谷しほり)は草々 (青木崇高)との約束をすっぽかして、順子の話を聞くことにする。初めて友人の相談を受ける立場 にたち興味津々の喜代美に向かって、順子は「子供ができた」と告げる。しかも相手は友春(友井 雄亮)だという。衝撃の告白に動転して、気のきいたことのひとつもいえなかった喜代美は、 つい草々に相談してしまうのだが……。
順子(宮嶋麻衣)の妊娠を聞いた喜代美(貫地谷しほり)は草々(青木崇高)に相談してしまうが、 草々から聞いた友春(友井雄亮)が魚屋食堂に現れ「順子さんと結婚させてください」といきなり 頭を下げる。幸助(久ヶ沢徹)も松江(松永玲子)も大混乱に陥り、順子は仕方なく喜代美のもとに 身を寄せる。さらに友春は秀臣(川平慈英)に塗りばし製作所をつぐことはできない、と言いだす。
糸子(和久井映見)の号令のもと、和田家に順子(宮嶋麻衣)と友春(友井雄亮)の関係者が すべて顔をそろえた。秀臣(川平慈英)は「二人で塗りばし工場を継いでほしい」と切り出すが、 友春は魚屋食堂を継ぐ、と言ってきかない。皆が意見を述べる中、順子は結婚はしない、自分一人で 子供を育てる、と宣言する。だがそれを聞いた喜代美(貫地谷しほり)は「なぜうそをつくのか」 と順子に問いかける。
友春(友井雄亮)が魚屋食堂を継ぐことで、順子(宮嶋麻衣)の妊娠騒動はなんとか丸く収まった。 大阪のことが気になった喜代美(貫地谷しほり)は草若(渡瀬恒彦)に電話するが、逆に草々 (青木崇高)と仲直りしたのかと問われ、すっかり二人のことを忘れていたことを思い出す。 意を決した喜代美は、改めて草々と話をしようとするのだが……。
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