はれて草若(渡瀬恒彦)への弟子入りを認められた喜代美(貫地谷しほり)。早速落語のけいこを
つけてもらえるものと張り切るが、内弟子修業は想像と違って、料理、洗濯、掃除に買い物と、糸子
(和久井映見)の主婦生活と変わらない。頼みの草々(青木崇高)ら兄弟子たちも喜代美の家事に
クレームをつけるばかりで、もともと気がきかない性分の喜代美にとっては、つらい毎日が過ぎて
いく。
そんな中、小草若(茂山宗彦)のかばん持ちとして連れて行かれたテレビ局で、喜代美は清海
(佐藤めぐみ)と再会する。清海は小草若の番組のアシスタントになっており、相変わらず華やかな
ライトを浴びていた。焦る喜代美は草若に「落語のけいこをしてほしい」と訴えるが、「けいこは
さしたってるやないか」と相手にされない。さらに喜代美は心配して訪ねてきた清海に向かって、
つい八つ当たりして追い返してしまう。その夜、落ち込む喜代美を慰めてくれたのは、草若の出して
くれた一杯の温かいお茶だった。気配りの意味をかみしめ、喜代美は今までと違った気持ちで家事に
取り組むようになる。そんな喜代美をみた草若は、ある日「明日から落語のけいこや」と声をかける。
晴れて弟子入りを認められた喜代美(貫地谷しほり)。福井から正典(松重豊)と糸子(和久井 映見)が、草若(渡瀬恒彦)にあいさつに訪れる。内弟子修業中は食事も住まいもただでよい、月謝 もいらない、と草若に言われ、いいことばかりと夢をふくらませる喜代美だったが、翌朝早く、 突然草々(青木崇高)にたたき起こされる。
喜代美(貫地谷しほり)の内弟子修業は想像と違って、料理、洗濯、掃除に買い物と、糸子(和久井 映見)の主婦生活と変わらなかった。草々(青木崇高)ら兄弟子たちも喜代美の家事にクレームを つけるばかりで、もともと気がきかない性分の喜代美にとっては、つらい毎日が過ぎていく。 そんな中、小草若(茂山宗彦)のかばん持ちとして連れて行かれたテレビ局で、喜代美は清海(佐藤 めぐみ)と思わぬ再会を果たす。
清海(佐藤めぐみ)が華やかなスポットライトを浴びている姿を見て、喜代美(貫地谷しほり)は 草若(渡瀬恒彦)に「落語のけいこをしてほしい」と訴えるが「さしたってるやないか」と相手に してもらえない。焦る喜代美は心配して訪ねてきた清海に八つ当たりして、追い返してしまう。 落ち込む喜代美の姿を見て、草若は温かいお茶を差し出し、話を始める。
喜代美(貫地谷しほり)の落語のけいこがついに始まった。だが生来の不器用さから、早速草若 (渡瀬恒彦)に宿題を出されてしまう。小草若(茂山宗彦)ら弟子連中は、喜代美の最初のネタが 何になるか興味津々だ。その夜、部屋で一人けいこする喜代美に、草々(青木崇高)は先日喜代美を なじったことを謝る。だが草々の心が清海(佐藤めぐみ)にあると思うと、喜代美は素直に喜べない。
喜代美(貫地谷しほり)の最初のネタは、「ちりとてちん」に決まった。しかしただでさえ不器用な 喜代美にとって、ひとりで二役を演じ分け、いくつもの動作をしながらせりふをしゃべり続けることは、 無理難題に等しかった。家事とけいこに追われてまたも落ち込む喜代美のもとに、突然小浜から小梅 (江波杏子)が現れる。
一生懸命「ちりとてちん」のけいこに励む喜代美(貫地谷しほり)。次の落語会の会場が再び 寝床に決まり、喜代美も初高座を踏むことになる。糸子(和久井映見)ら小浜の家族も大喜びだ。 緊張と不安でいっぱいの喜代美に向かって、磯七(松尾貴史)が高座名を決めなければならない、と 言う。果たして自分がどんな名前になるのか、喜代美は気になる。そして命名当日。草若(渡瀬恒彦) がおもむろに喜代美に告げた名前は……?!
※Copyright(c) NHK (Japan Broadcasting Corporation) 2007 All Rights Reserved.
このページに掲載されている記事、写真等あらゆる素材の複写・転載を禁じます。
※このページをご覧いただくには、ブラウザの設定で「JavaScriptを有効にする」を選択してください。