居酒屋「寝床」での徒然亭一門会は、草若(渡瀬恒彦)が三年ぶりの高座に上がり、大盛況の内に
終わった。余韻の冷めぬ中、喜代美(貫地谷しほり)は福井に帰る家族を見送る場で突然「落語家に
なる」と宣言してしまう。正典(松重豊)は激怒して喜代美を連れ帰ろうとするが、糸子(和久井
映見)が「お母ちゃんと勝負して、あんたが勝ったら好きにしてええ」と告げ、二人は大根の
すり下ろしで対決することに。勝負は思わぬ手段で喜代美が勝ち、晴れて草若に弟子入りを願う。
ところが肝心の草若には「あなたを弟子にとるわけにはまいりません」とあっさり断られる。
一度は弱気になる喜代美だが、清海(佐藤めぐみ)がテレビで活躍する姿を見て、このままあきらめる
わけにはいかない、と思い直す。だが草々(青木崇高)には、三年もの間、落語から離れていた
師匠が弟子をとって育てることは難しい、と言われてしまう。
何とかして弟子入りしたい喜代美は、独学で落語を学ぼうとするが、無理がたたってカゼをひいて
倒れてしまう。そこに突然、福井から正典が現れる。正典は寝込んだ喜代美を看病しつつ、草若に
思いがけないことを頼む。
居酒屋「寝床」での徒然亭一門会は、草若(渡瀬恒彦)が三年ぶりの高座に上がり大盛況の内に 終わった。その夜の打ち上げで草々(青木崇高)たちは、万感の思いで草若から酒をついでもらう。 喜代美(貫地谷しほり)も今までにない感動で、なかなか眠れない。翌日。草若は天狗芸能会長の 鞍馬(竜雷太)の元を訪れ、改めて高座に復帰することを告げる。一方喜代美は草々に「もう好きな ところに住んでいい」と言われ、動揺する。
福井に帰る家族を見送る場で、突然「落語家になる」と宣言した喜代美(貫地谷しほり)。正典 (松重豊)は激怒して喜代美を連れ帰ろうとするが、糸子(和久井映見)が「お母ちゃんと勝負して、 あんたが勝ったら好きにしてええ」と告げる。家族が小浜へ帰った後、一人糸子は残った。草若 (渡瀬恒彦)たちが見守る中、糸子が提案した勝負とは……?
糸子(和久井映見)との勝負に勝ち、喜代美(貫地谷しほり)は草若(渡瀬恒彦)に弟子入りを 願い出た。しかし、肝心の草若には「あなたを弟子にとるわけにはまいりません」とあっさり断られる。 持ち前の根性なしからつい弱気になり、草々(青木崇高)たちが弟子入りを許された時の話を 「寝床」で聞くが、居合わせた磯七(松尾貴史)たちにも考え直すように言われてしまう。
清海(佐藤めぐみ)がテレビで活躍する姿を見て、落語家への夢をあきらめるわけにはいかない、 と思い直した喜代美(貫地谷しほり)。改めて草若(渡瀬恒彦)に弟子入りを訴えるが、草若は 受けつけてくれない。草々(青木崇高)には、三年もの間落語から離れていた師匠が新しく弟子を とって育てることは難しい、と言われてしまう。何とかして弟子入りしたい喜代美は、一人で落語の 勉強を始めるが……。
独学で落語のけいこを始めた喜代美(貫地谷しほり)だが、無理がたたりカゼをひいてしまう。 喜代美は熱でもうろうとした意識のまま、亡き正太郎(米倉斉加年)との思い出の落語のテープを 聴きつづけるが、ついに倒れてしまう。そこに突然、福井から正典(松重豊)が現れる。 寝込んだ喜代美の看病をしつつ、正典は草若(渡瀬恒彦)に思いがけないことを頼む。
カゼで倒れた喜代美(貫地谷しほり)は、正典(松重豊)の看病を受けつつ、一昼夜眠りっぱなし で過ごした。正典はその間に、喜代美の弟子入りを草若(渡瀬恒彦)に頼む。それは亡き正太郎 (米倉斉加年)が、喜代美に託した思いでもあった。正典は草々(青木崇高)たち徒然亭一門に、 自分の作った塗りばしを残して去る。そして熱が下がって意識を取り戻した喜代美の前で、突然 草若が落語を始める。
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