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チビコ、中学へ

ダウン症のチビコは、とうとう小学校を卒業しました。短くて長い6年間でした。普通学級に6年間通い続けましたが、それがよかったのか悪かったのか、今はまだわかりません。

 

よかったのか?というより、こちらが普通でしょう。ここにくるのが普通なのです。そしてここが子供の居場所のはずです。特別支援学級という名の別枠クラスで離れてすごす必要があるのは、もっともっと支援を必要とする子供でしょう。チビコの小学校にも特別支援学級がありましたが、そこに在籍していたどの子も、わたしには普通学級に通うべき子供に見えました。いまだに思います。どうして知的におくれていると、ほかの子と別れて授業しなければならないの?同じ教室で、別の先生から別の勉強を教えてもらってもいいのに。

 

悪かったのか?う~ん、わからないなぁ。というのは、わたしはあまり学校の先生や勉強に頼ったことがないからなぁ。チビコにとって先生がすっごい味方になったり、クラスメイトが友達になったなんてことないような気がします。チビコはそこに行き、そこに居て、帰ってきた。その間に自分でいろんなことを吸収して。わたしはチビコのその力はチビコを大きく成長させたと思います。悪いこともあったけど、今のところチビコはそれを力にしている感じです。

 

こんどは特別支援学級。中学では先生や他のお母さん方の言葉にいきなりイヤな気分。でも、チビコにはゆったりとした環境ですごせてもらえそう。だって、勉強勉強って、通常学級ではすごい時期ですもんね。

 

やっぱり学校の何が悪いのかって、それは徹底した分離です。先生たちの力不足も感じます。教育を与えることってどんなことなのか、勉強を教えるのは資格をとればできるのでしょうが、教育を与えるってことは資格があっても簡単にはいかないものなのでしょうね。

 

先生、すみません。お世話になりました。でもちっとも感謝してません。それにちっともあなた方を尊敬できませんでした。「こどもたちがいるからあなたのお子さんにまで手が回らない」という先生方の職業には同情します。でも、だからいまはどの子も伸びないのだと思います。先生の教え子たちのレベルは、低いとおもいました。

 

でも誤解しないでください。学校があまり希望のないところだからといって、希望を捨ててはいません。学校とはチビコの居場所として、そこでチビコがよい人悪い人と触れ合って、そしてよいことも悪いことも取り入れながら成長していく場所の1つです。そこはチビコの社会なんです。

 

これからもいろいろなことがあるかと思います。先が思いやられます。でも、それが何だ!

母であるわたしは、もうちょっと戦闘モードに入っている感じ。なにがあっても、へこたれないぞ!がんばるぞ!

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コメント

チビコちゃん
卒業おめでとうございます。
そして、ママさん戦闘モード、カッコイイ・・・
私も教育関係者には失望しています。
でも、誰かが物申して行かなきゃいけない
そう思います。
私も、ママさんに負けず、戦闘モードでいくぞ~

投稿 メイシェ | 2008年3月27日 (木) 09時15分

「お世話になった」のに「感謝」してないんですか?

投稿 ちょっと気になりました | 2008年3月29日 (土) 08時03分

「お世話になった」のに「ちっとも感謝してない」んですか?

投稿 ちょっと気になりました | 2008年3月29日 (土) 08時04分

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