佐賀放送局

2008年3月29日 13時44分更新

学校法人に県内初の解散命令


白石町で幼稚園を運営している学校法人に対し、佐賀県は28日、経営の改善が見込めないとして解散命令を行いました。
県内で学校法人に解散命令が行われるのは初めてです。

解散命令を受けたのは白石町で幼稚園を運営する学校法人弥栄学園です。
県こども課によりますと、弥栄学園は施設整備のために行った借り入れと、園児数の減少などにより多額の累積債務を抱えていて、県は平成12年以降経営の改善を指導していました。
しかし、その後度重なる指導をしても改善が見られず、今後も改善が見込めないなどとして、県は28日、私立学校法に基づき解散命令を行いました。
県内で学校法人に対し解散命令が行われるのは初めてです。
現在幼稚園には園児14人が在籍していて、このうち9人は来月以降も在籍する予定になっているということで、県は白石町に対し弥栄学園の解散後に園児の保護者から要望があれば、園児を町の施設で受け入れるよう要請しているということです。
県によりますと、弥栄学園の西村戦理事長の妻の、西村いつみ副園長は、「県の指導を仰いで努力はしたが改善できなかった。
今後は認可外の保育施設として運営を続けていきたい」と話しているということです。