胡主席 5月6日の訪日で調整
中国の胡錦涛国家主席の日本訪問については、去年暮れの日中首脳会談で「桜の咲くころ」に実現することで一致しましたが、日程が合わず、再検討が進められてきました。その結果、両政府は、胡錦涛主席の日本訪問を5月6日から行うことで最終的な調整に入りました。中国の国家主席が日本を訪れるのは、平成10年の江沢民氏以来、10年ぶりのことです。胡錦涛主席は国賓として来日し、5日間か6日間、滞在することになっており、この間、福田総理大臣との首脳会談や天皇陛下との会見などが予定されています。両首脳は、今回の会談を通して、両国共通の利益を拡大する「戦略的互恵関係」を発展させることを確認し、日中関係を新たな段階に引き上げたいとしています。ただ、東シナ海のガス田開発の問題や中国製の冷凍ギョーザの事件、それに国際社会が注視するチベット情勢などの懸案があり、日中首脳会談でどのようなやりとりが行われるのか注目を集めることになりそうです。 |
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