札幌市の産婦人科の救急医療体制について、その改善策を話し合う市産婦人科救急医療対策協議会が28日開かれ、7月までに対策の方向性を示すことで合意した。
市産婦人科医会は昨年8月、市に対し、医師の負担軽減のため、初期救急に対応する夜間急病センターに産婦人科医を置くことを要望。改善されなければ、今年9月にも2次救急医療の当番体制を辞退する意向を示していた。
協議会で、市は8月に中間報告をまとめる考えを示したが、市産婦人科医会は反発。市は予定を前倒しして早急に対策をまとめることを約束した。【内藤陽】
毎日新聞 2008年3月29日 地方版