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大阪府、障害者への暴行容疑で更生施設を告発

2008年03月28日

 大阪府柏原市の知的障害者更生施設「高井田苑」で職員が利用者に暴力をふるい、大けがを負わせるなどしたとして、府は28日、久門良也施設長を含む職員5人を暴行や傷害、証拠隠滅などの容疑で府警柏原署に告発した。

 府によると、07年9月、男性職員が30代の利用者を故意に押し倒すなどして大腿骨(だいたいこつ)が折れるけがを負わせていたとされる。久門施設長は05年2月、利用者の頭を殴打したうえ、当時休日だった一般職員を身代わりにして府へ報告するため、主任職員とともに勤務表を改ざんする隠蔽(いんぺい)工作をしていたとされる。06年2月と07年8月にも職員が利用者を拳で殴ったり、足げりしたりするなどしたという。

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