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生活
2次救急の函館9病院 軽症患者受け入れず 来月から夜間はセンター利用PR(03/29 08:22)【函館】函館市医師会(山英昭会長)は二十八日、南渡島医療圏(函館市など二市七町)の二次救急病院に指定されている函館市内の九病院で四月から、午後八時−午前零時の間は原則、救急車で搬送されてくる重症患者を除き、患者の受け入れを行わないと発表した。 医師不足により深刻化している医師の過重労働を軽減するための措置。同時間帯、軽症患者は一次救急機関として開設している「函館市夜間急病センター」の利用を徹底してもらう考えで、函館市と協力し周知していく。 道医療政策課は「組織的にこうした方針を打ち出したのは聞いたことがない。地域の医療を守るため、同様の動きが出てくるのでは」という。 九病院は現在、毎日一、二病院が「輪番制」で夜間の二次救急を担っている。近年は医師不足で、各病院が救急当番を担う回数が増えていることに加え、専門医志向などで風邪などの軽症でも夜間に二次病院を訪れる患者が増えている。 山会長は「現在の夜間の救急体制を壊さないため、市民の皆さんにはご理解いただきたい」と述べた。
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