img/topleft.jpg

... 最新ニュース

03/28-12:38--倉敷市立美術館新規購入作品11点4500万円　池田遙邨の初期作品など

　倉敷市立美術館（倉敷市中央２丁目）は27日、07年度の寄贈、購入作品を発表した。購入は、文化勲章受章者で同市名誉市民でもある池田遙邨（1895〜1988）の作品４点を含む11点で、４月４日から公開される。 　今回購入した遙邨の「南郷の八月」（1919年）は、第１回帝展に出品し、日本画家として初入選した記念碑的な作品。遠近法を用い、広島県尾道市向島の風景を色鮮やかに描いている。 　ほかにも高梁市成羽町出身の画家児島虎次郎（1881〜1929）がベルギーに滞在したときに描いたとされる「緑蔭」など、岡山にゆかりのある作家の作品を購入。購入金額は11点で4573万7500円。 　また、県重要無形文化財保持者の備前焼作家伊勢崎淳さんの「備前角壺」、遙邨にかかわる書簡など12点の寄贈も受けた。 　これで同美術館の収蔵点数は116作家、１万1116点となった。 　４月４日からの公開を前に、同美術館の前野嘉之学芸員は「遙邨の若々しさを感じる作品も展示する。大勢の人たちに見てもらいたい」と話している。

... 社会

... 経済

... 文化・科学・スポーツ