下関市のアパートでえい児とみられる白骨死体が2体発見されました。発見された部屋に住んでいた夫婦の所在がわからなくなっていて警察では死体遺棄事件として捜査しています。えい児とみられる遺体が発見されたのは、下関市安岡本町のアパートです。午前11時ごろ、アパート経営者が元の住人の家具などを部屋から出そうとした時に見つけたものです。遺体は1体がダンボール箱、もう1体が衣装ケースに入れられていました。死後少なくとも数か月以上はたっているとみられています。このアパートは1階と2階で1世帯分の、5世帯が入れる長屋で遺体は2階の押し入れに入っていました。この部屋にはこれまで40歳代の男性と50歳代の女性の夫婦が入居していましたが、今年に入って所在がわからなくなっていました。警察ではこの夫婦が事情を知っているものとみて死体遺棄事件として捜査しています。
合併を申し入れていた阿東町に山口市が回答です。渡辺山口市長は協議の場を設けて検討していきたいと、阿東町に伝えました。渡辺山口市長はきょう午後、阿東町役場を訪れ、田中祥隆町長らに回答を伝えました。山口市の市長と議長が、阿東町の町長と議長それぞれに、合併協議の場を設け、まちづくりの方向性や課題などの認識を深めたいとする回答書を手渡しました。阿東町は去年、町民の過半数が山口市との合併に賛成しているとして、合併協議に入るよう求めていました。=阿東町田中祥隆町長「芸術、文化、スポーツ、買い物等の生活圏を完全に一体となっています。町民の感覚からいえば、山口市との合併の違和感は少なかろうと思っています」「なるべく早い時期に、山口市との合併協議が整い、合併の運びとなりますよう希望する」=合併協議会設置の時期などはまだ決めてなく、4月から協議を本格化させます。=岩木保幸リポ「山口市民の理解が十分得られていないという批判に阿東町側は、貢献できる地域にしていきたいと意気込みます。どのような市にするか、ビジョン作りはこれからです」=
錦帯橋の夏の風物詩、「鵜飼い」の鵜を間近に見ることができる施設が岩国市に完成しました。鵜の飼育・観覧施設は錦帯橋に近い吉香公園の一角につくられました。鵜飼い事業は財政難から存続が危ぶまれましたが、去年設立された第3セクターが事業を引き継ぎ、鵜の飼育場所を探していました。=錦帯橋鵜飼振興会・福ア實社長「鵜にもがんばってもらいます。われわれもがんばります」施設は午前10時から午後4時まで、無料で一般に公開されます。現在17羽の鵜がいて、しぐさや表情を間近で見ることができます。「錦帯橋の鵜飼い」は6月1日から8月末までで、今年は夜だけでなく昼間も行われる予定です。
来月19日に山口市で開かれる「みどりの愛護」のつどいに皇太子さまが出席されることになりました。山口県への訪問は1年半ぶりとなります。皇太子さまの山口県訪問はおととし11月の「国民文化祭やまぐち」の開会式の時以来、1年半ぶりです。今回は2泊3日の日程で、来月18日の午後、山口宇部空港に到着され、翌19日には山口市の維新公園で開かれる第19回全国「みどりの愛護」のつどいに出席されます。20日には山口市の特別養護老人ホームを視察され、午後、山口宇部空港から帰京されます。