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国家安定度:韓国57位、日本は28位=英軍事専門誌

1位バチカン、2位スウェーデン…北朝鮮は186位

 世界235の国・地域を対象にした国家安定度調査で、韓国は57位、北朝鮮は186位にランキングされたことが分かった。

 イギリスの軍事専門誌「ジェーン・ディフェンス・ウイークリー」を発行する軍事情報サービス会社、ジェーン・インフォメーション・グループは25日、「国家安定度ランキング(Jane's Country Risk Ratings=JCR)」を発表した。同社が国家安定度ランキングを発表するのは初めて。安定度の評価は政治制度・社会・経済の潮流・軍事的リスク・対外関係を調査・分析して行った。

 韓国は100点満点中81点で、ルーマニアやハンガリーに続き57番目に「安定した」国と評価された。韓国は政治(89点)・軍事(84点)・経済(84点)といった項目で比較的高く評価されたが、北朝鮮のような「敵対的な隣国」が存在することから対外関係で58点だった。アジアでは日本の28位(90点)やシンガポールの32位(86点)が韓国を上回った。北朝鮮は52点で186位だった。北朝鮮は経済分野で24点しか評価されず、ランキングを大幅に落とした。中国は125位(64点)だった。

 今回の調査で1位はバチカン(99点)。スウェーデンやルクセンブルクも小数点以下というわずかな差はあったものの、99点だった。以下、モナコ(98点)、ジブラルタル(98点)、 サンマリノ(98点)、リヒテンシュタイン(97点)、イギリス(97点)、オランダ(97点)、アイルランド(93点)の順。米国(93点)は22位だった。

 25日の英タイムズ紙によると、クリスチャン・ルミエールJCR編集長は、「米国は個人が所持する小型武器の拡散や、メキシコ国境を越えて来る麻薬が及ぼす脅威が原因で点数が削られた」と語ったとのことだ。

チェ・ヒョンムク記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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