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ジャックス:取引履歴開示漏れ3630人分

 信販大手のジャックスは28日、顧客が払い過ぎたグレーゾーン金利の返還を受けるために開示を請求したキャッシングの取引履歴について、開示漏れが3630人分あったと発表した。同社は改めて過払い金利を計算したうえで、2カ月以内をめどに返還する。

 顧客から請求があった場合、保管している取引履歴はすべて開示しなければならないが、同社は95年3月以前の取引履歴は破棄して残っていないとしていた。しかし07年12月から実施した社内調査でそれ以前の履歴が一部残っていたことが分かった。

 また同1月に一部の委託業者から履歴データが見つかったとの通知を受けながら、適切に開示せずに放置していたケースもあったという。【遠藤和行】

毎日新聞 2008年3月29日 0時37分

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