2008年 3月27日(木) ■I'm One. ■定刻に目覚める。窓を開け放ち、煙を吐く。 ■山に遊ぶ鶯の囀りを聞く。「鶯や 茨くぐりて 高う飛ぶ」(与謝蕪村) ■或る学会の編集部と、朝からメールの遣り取りをする。 ■もうすべて済んだと思っていたのに、中中私を解放してくれない。面倒臭ぇーけど、致し方あるまい。 ■私の仕事は、私の手で、成し遂げねばならない。己の愚考は、己の努力で、葬ってやらねばならない。 ■そしてまた、筐底に仕舞ってあるネタを、鍛え上げねばならない。研究は果てしなく。論理の非論理。 ■御師匠様に必ずや仕上げると誓ったあのネタをと、白昼に星空を見上げながら、思う。我がEthicaよ。 ■さて、友と交わり、そして職場の仲間たちと遊んでいても、「私は一人だ」と思うことが、よくある。 ■でもそれは、いつも薄ら寒い感覚を伴うものであるとは限らない。 ■何か妙な心情ではあるが、それは或る種の、安らぎにも似た、寂寞の境位である。 ■私の頭は、生得的にオカシイのか、それとも感覚や知覚を通じ、所与のものとして存在しているのか。 ■兎も角も、I'm one. ■The Whoの『Quadrophenia』を聴く。 『I'm One』 written by Peter Dennis Blandford Townshend
この歌が大好きだ。 ■曇天の向うに在る筈の、星空を想いつつ、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月26日(水) ■The Punk And The Godfather. ■定刻に目覚める。ハム・エッグを拵え、珈琲を点てる。急いで出勤する。 ■仕事の席に着く。然したることも無し。西田幾多郎先生の本を読む。 ■それから、上田閑照先生の本にも目を通す。新書版のものと、創文社のものと。 ■お昼休み。土偶さん、ゴラリさん、fake-Yngwieさん、毒舌ペンギンさんらと御飯を食べる。楽しいな。 ■ガンダム・ネタや新しい映画の話になると、急にシュンとして仕舞う自分を見出す。シュン。 ■悪口について、若干の私見を述べる。真意を知る者は、何処? ■仕事の席に戻る。留学生のM君と、少しだけ話しをする。イイ奴だな。 ■Lhasaから帰国せざるを得なかった、或る研究者と、少しだけ話しをする。 ■騒乱に巻き込まれたことよりも、研究を無理から中断させられたことに、私は痛みを感じた。 ■勤務終了後、帰路に在って、横断歩道上に在って、パイプの先生から声を掛けられた。 ■あの低いお声で「お疲れさ〜ん!」と言って頂いた。何や知らんけど、物凄〜く緊張した、一瞬だけ。 ■雨は降る。我が心の内に、春雨は染み入る。其処に、人を憎む弱さを見た。 ■The Whoの『Quadrophenia』を聴く。 『The Punk And The Godfather』 written by Peter Dennis Blandford Townshend
このロック・オペラをベースとした映画がある。その邦題は、『さらば青春の光』である。 青春、朱夏、白秋、玄冬。五行説を知らんヤツぁ、Lycée教授資格も貰えまい。 己の感傷のみで、学術を気取るヤツぁ、馬鹿である。繰り返す、馬鹿である。そして、変梃野郎である。 序でに、涅槃経と大乗起信論も、読み返さねばならぬ。久松真一先生などを、頼りとして。 布施、持戒、忍辱、精進、止観のことね、私が言っているのは。この破戒僧め! 私は人を罵倒しない。ただ、批判するだけである。凹むなよ。 その点、The Whoに迷いは無い。否、正確には、誠実に悩みを表出している、あの変梃野郎とは違ってね。 まあ、御師匠様からすれば、私なんて、チンピラだ。私なんて、何処の馬の骨とも知れぬヤカラだ。 そんなこたぁ兎も角、この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月25日(火) ■I've Got A Feeling. ■定刻に目覚める。珈琲を点て、それを啜り、煙を吐く。そして、人心地つく。 ■ベランダに出て、空を見上げると、鳶がくるりと輪を描いていた。 ■あ〜、エエ天気やねぇ、と盆槍していた。すると、明日が締め切りの校正のことを思い出した。 ■やっべ。危うく落とすところであった。 ■文字通り、頭に鉢巻をし、気合を入れて、一発真剣勝負に臨む。これでも喰らえ、とばかりに。 ■私は、意外とダラダラと仕事をすることが嫌いなのである。締め切りを外すことは嫌なのである。 ■勿論、速達で郵送した。明日には編集部に届くだろう。いや、そうであってくれ。 ■やがて、人の情けに触れる。慈悲の心は市井に有り。弥陀の本願は衆生の内に有り。 ■久方振りにラーメン屋に行く。私にしては珍しく、スープを飲み干した。美味しかったなぁ。 ■The Beatlesの『Let It Be... Naked』を聴く。 『I've Got A Feeling』 written by John Lennon - Paul McCartney
I've got a feeling that everybody knows. この曲の後半部分では、対位法が用いられている。 まあ、そんなこたぁ兎も角、この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月24日(月) ■Lay down your weary tune. ■定刻に目覚める。コップの水を飲み干し、煙を吐く。 ■脚の技術屋さんの所に行き、調整を施して貰う。 ■新しき脚の製作に取り掛かる。新しい脚が、本当に、待ち遠しい。 ■ふと、「横超」の意味も知らんくせに、多用すんな、とか思う。 ■「竪出」、「竪超」についても、碌碌知らんくせしてして。坊主崩れめ! ま、でも、エエわい。 ■〈それだけ知っていればいい〉という者と、〈それだけしか知らんでいい〉という者の差異は深い。 ■それから、社に顔を出す。長老さんと、久し振りにお話しをする。 ■「新しいのが来るとは聞いてたけど、なんや、君か。ま、知った顔やから良かったわ。ふふふ。」 ■「ウチは仏教系やねんけどなぁ。知らん間ぁに、イスラム系になってもて、君。ふふふ。」 ■私はアフガニスタン人ではありません。たぶん、日本人です。有り難いハナシや。 ■新社長も含め、何人かと来月からのことについて話しをする。ま、始まってみないことには。 ■区役所に行き、脚に関する書類を提出する。この窓口の人は、感じが良かった。だから、善かった。 ■帰宅して、昨日持ち帰った本や資料を片付ける。全体からすれば、未だ未だ整理はついていない。 ■それにしても、今日はいい天気だった。河沿いの桜並木の蕾が、ぷっくりと膨らんでいたなぁ。 ■Bob Dylanの『Biograph』を聴く。 『Lay down your weary tune』 written by Bob Dylan
「飽き飽きするような音」って、あるよな。 私が好きな音楽は、無論、そうでは無い。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月23日(日) ■Trouble Every Day. ■定刻に目覚める。玉子掛け御飯を食す。「これさえあれば生きて行ける」と思っていた頃を思い出す。 ■天気は曇り。と言うよりは、春霞である。黄砂も飛んでいるのだろうなぁ。嫌だなぁ。 ■黄砂に、弱いんだよなぁ、俺。でも、負けへんで。 ■研究室に向かう。少ないながらも蔵書と資料を回収する。でも、ダンボール二杯分あった。重いな。 ■塵芥とともに、公称“研究室”という、この多目的ルームともオサラバさ。後は、勝手にしやがれ。 ■「コレこそ誰もが利用し得るBig Valleyの研究室らしさだ」とほざいた、国文学崩れに幸あれ。 ■「私はもう役を下りたから、そんなこと、知らないな」と宣うた、腐れ学者***に幸あれ。 ■さて、最近、公私ともに何かと色々とあったので、久し振りに家庭教師をした。我が生徒との対話だ。 ■まあ、何とか二時間きっかりと勉強をすることができた。Khmer Rougeの話しとかもする。 ■受験対策の家庭教師としてもどうかと思うが、教師自体としても、どうかなぁ。 ■我は悩み多きagoraの教師也。 ■The Mothers of Inventionの『Freak Out!』を聴く。 『Trouble Every Day』 written by Frank Zappa
邦題は確か「辛い浮き世」であったように思う。 「一寸先は闇」だって? んな阿呆な。でも、そうだろうな。たぶん、そうだろうな。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月22日(土) ■Easy to Slip. ■定刻よりも、可成り遅めに、目覚める。まあ、こんなもん。 ■寝過ぎ、かな。まあ、休みやし、エエわい。 ■月が二つに見える。乱視、かな。まあエエわい。 ■近所に在るゴルフ場の灯りを確かめる。煙を吐く。再び、駄目な私を確認する。 ■私の拙論が、また雑誌に載った。やれやれ。 ■売り手市場に買い手市場。市場原理で〈喧嘩>を考えるヤツぁ、観念的馬鹿だな。 ■「神の見えざる手」は、喧嘩の現場には、存在しない。 ■でも、阿呆に馬鹿。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら、踊らにゃ、損損。 ■それくらいの違いは、幾ら私にでも解かる。Immanuel Kantじゃあるまいし。 ■私はその者が好きである。これは高次方程式算出の方法論のことではない。屁理屈では有り得ない。 ■論争と批判は、世の常である。だからこそ、人間は存在すると言っても過言では無いのだ。 ■斯様のこと、ゆめゆめ忘れまじ。 ■Little Featの『Sailin' Shoes』を聴く。 『Easy to Slip』 written by Lowell George and Martin Kibbee (George and Martin)
簡単に、落ちることのできないヤツは、馬鹿だと思う。 簡単に、ガキんちょどもに、「元気でね」というヤツぁ、馬鹿だと思う。 Jacques Lacanなんて、インチキだから。でも、嵐寛寿郎は好きだ。 そんなこたぁ兎も角、この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月21日(金) ■American without tears. ■定刻に目覚める。これは結構久し振りである。有りそうで無かった、定刻起床である。 ■眼の赤味も大分と退いた。ただ、霞と乱視は、幾分かは残りそうである。 ■遠くになって仕舞った脚の技術屋さんの所に行く。ゆっくりと時間を掛けて、調整を施して貰う。 ■応急処置にしては、丁寧に仕事をして下さり、お陰で歩き易くなった。有り難い。 ■それから、新しく脚を作る計画を立てる。また来週、出掛けて、採型をすることとなった。 ■お昼御飯を食べてから、役所巡りをする。年度末で、しかも週末。面倒臭ぇーなー。 ■どの窓口も大変混み合っており、お負けに小役人の為体振りばかりが目に付く。 ■何故に天井の蛍光灯一本換えることに、五人もの人員が必要なのか。 ■切れた蛍光灯を外す者、それを受け取る者、新しき蛍光灯を渡す者。 ■危なくないか見張る者、口だけ出す者。正に無駄を絵に描いたような職場である。皆、辞めちまえ。 ■最後に所轄の警察署で運転免許証の住所変更をして終わり。思ったよりも大層な一日であった。 ■涙の谷間、喜びの丘。 ■Elvis Costelloの『King of America』を聴く。 『American without tears』 written by Declan Patrick Aloysius MacManus (a.k.a. "Elvis Costello")
「アイツには涙なんて無いんだ」と思うことがある。誰にだってね。 でも、涙は誰の眼にも溢れる、誰の心の谷間にも、涙はある。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月20日(木) ■Love and mercy that's what you need tonight. ■定刻よりも、可成り、可成り遅くに目覚める。正確には、目覚められなかった。 ■約四年振りの二日酔いである。正に、Bad Trip. Nobody's fault but mine. ■薫り高き珈琲を頂く。駆け付け三杯である。そこで、やっと生きた心地を得る。 ■翳む眼から涙溢れる。正に、Bad Trip. Nobody's fault but mine. ■書類の山を片付けよう。そして、星空を仰ぎ、目薬を注そう。Nobody's fault but mine. ■春彼岸の中日は暮れ行く。永遠と無限は、此処で、其処で、そして到る所で、生起している。 ■相変わらず、私の両の眼は翳んでいる。"It's Nobody's Fault But Mine" by Blind Willie Johnson. ■Brian Wilsonの『Brian Wilson』を聴く・ 『Love And Mercy』 written by Brian Wilson
暴力と孤独に怯える中年の歌である。そして彼には、為す術も無い。 ただ「愛と慈悲を」と、神に乞うばかりである。そこで或る者はこれを無力の歌と言う。 だが、彼は凡庸な中年では無い。ガキんちょどもを相手に蛮声を発する小心者ではない。 彼こそがBrian Wilsonである。忘れてはならない、あのBrian Wilsonである。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月19日(水) ■春宵一刻値千金 ■定刻に目覚める。珈琲を点て、それを啜る。それから、朝御飯を拵える。 ■市中に稀有に存在する鬱蒼とした森に行く。流れ星を採取しに。 ■お昼御飯を食べてから、勤務に向かう。小心者とその腰巾着を目撃する。何てこと無いな。 ■仕事の席に着く。本当に、然したることも無し。 ■業者さんが入っていて、機器の入れ替え作業をなさっていた。新学期に向けての準備であろう。 ■西田幾多郎先生の本を読もうとする。しかし、眼の傷みと涙とで、とてもじゃないが読み進めない。 ■したがって、暫く本読みは断念する。歯痒いが、致し方有るまい。焦るなと、我に言い聞かす。 ■ゴラリさんに毒舌ペンギン、それから土偶さんにその部下。賑やかであった。楽しいな。 ■幼馴染みがお菓子の差し入れに遣って来た。美味しいな。 ■なーんも無く、恙無く仕事を終える。正に私は給料泥棒である。 ■帰宅してから、近所に最近できた眼医者さんに行く。混雑も無く、スムースに診察を受けた。 ■眼球に傷がついていないか調べて貰う。少し有るらしい。点眼薬を二種処方してくれた。 ■日に四度、計八回。私は星空を見上げることとなった。眼鏡も作り替えなきゃならないかなぁ。 ■一雨ごとに、暖かくなる、春の宵。うむ、春雨じゃ、濡れて参ろう。 ■The Byrdsの『Turn! Turn! Turn!』を聴く。 『Turn! Turn! Turn!(To Everything There is a Season)』 Word from the Book of Ecclesiastes Adaptation and music by Pete Seeger
コヘレトの言葉(伝道の書)三章より。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月18日(火) ■(I can't get no)satisfaction. ■定刻よりも、可成り早めに、目覚める。お握りを拵える。 ■珈琲を点て、それを啜り、一息吐く。フーっ。 ■学校に行く。今日は雅号を拝領する日である。やれやれ。 ■演壇に上がり、恭しく頭を垂れ、学究の成果とされる紙切れを頂戴する。 ■式典終了後、すぐにその紙切れを忘れそうになる。ま、そういうものである。 ■稍あって、謝恩会に出席する。ぬるい珈琲と長い話は苦手である。 ■大僧正の助力を得、何とか何とかをする。有り難い。 ■Cor Tauri(Aldebaran)とSpicaと我との連立。定点観測者、一名也。 ■御師匠様と暫し懇談する。報告と連絡と相談と。安心して頂けたようである。有り難い。 ■P先生に今までの御礼を申し上げる。今日はカミソリPではなく、柔和で有られた。善かった。 ■初めて長くO先生とお話しする。いやあ、本当に、このお方は、善いお人だ、と思った。 ■やがて、然る御仁が酌取りとなる。そんな義理は無い筈だが、断る理由も無い。 ■はいはい、ドウゾナミナミツイデオクレ。小芝居とは思わぬが、小賢しいとは思う。小マシかな。 ■I can't get no satisfaction. My conatus is discontented. But you're all forgiven. ■パイプの先生とゴラリさんとの師弟関係を垣間見る。いいものだなぁ。「My Document〜 」。 ■御師匠様に宴を辞する非礼を詫びてから帰宅する。「いやっ! 俺も帰るゾっ!!」クタクタ、だな。 ■師の恩は山より高し。 ■The Rolling Stonesの『Out of Our Heads』を聴く。 『(I can't get no)satisfaction』 written by Mick Jagger - Keith Richards
雅号とは有り難いものなのであろう。 でも私には、そんなものとは比較にならぬほどの、有り難き師が、居て下さる。 有り難い。そして私は、自分の研究に、満足なんて抱いていねえ。「それが俺の言いたいことだ」。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月17日(月) ■Wish You Were Here. ■定刻よりも、早めに、目覚める。珈琲を点て、其れを啜る。そして、サンドイッチをパクつく。 ■脚の技術屋さんの所に行く。調整を施して貰う。面倒臭ぇな。でも、大事なこと。 ■先代の脚を引っ張り出し、其れを履く。これの方が、まだマシということになる。 ■剥き出しの脚、機械の身体。それでも私は、私だと思う。「けっ!」と思うなあ。 ■それから、出勤する。仕事の席に着く。然したることも無し。本当に、何も無し。 ■パパラッチに暴露本上下巻、それに「人生いろいろ」。本当に、どう転ぶかなんて、判らないな、と。 ■勤務終了。その足で、眼医者に行く。必要以上に待たされる。げんなりする。 ■結局、腹具合と相談して、診察を断念する。一時間半も、待てへんなぁ。んなアホな。 ■帰宅する。カレーを食す。そして、焼酎を呑む。ファイト! ■イジメに、負けるな、俺! ■Pink Floydの『Wish You Were Here』を聴く。 『Wish You Were Here』 lyric by Roger Waters, music by Dave Gilmour
誰だって、無いもの強請りをすることが、あるさ。 誰だって、自分の我を抑え切れないときだって、あるさ。 「僕は君が此処に居てくれたらと思う」、なんてね。ありえないことなのに。 この歌が大好きだ。 ■釜揚げ白子 with 大根卸しを食べて、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月16日(日) ■Don't Let Me Down. ■定刻よりも、一寸早めに目覚める、眼が痛い。珈琲を点て、其れを啜り、煙を吐く、ケホケホ。 ■味噌汁を拵え、朝食とする。少し多く作り過ぎた。だから、味噌汁だらけだ。 ■ぼとぼちと部屋の片付けを進める。まあ、ぼちぼちと。 ■買出しに片付け。掃除に洗濯。是日常也。 ■息抜きに「空耳アワー」の動画を観たりする。楽しいな。 ■本棚が我が家に遣って来た。わーい、わーい、わーい! ■眼は、多少良くはなったものの、依然として<ストレスを抱えたウサギ>のようである。 ■はてさて、どうなることやら。 ■The Beatlesの『Let It Be... Naked』を聴く。 『Don't Let Me Down』 written by John Lennon - Paul McCartney
この曲でのPaul McCartneyのベース演奏は、本当に凄い。 覚悟というか、喧嘩腰というか、泣きそうというか、達観というか。 自社ビルとはいえ、都会の真ん中で、屋上で、Rockを演奏するなんて、anarchy in the U.K.。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月15日(土) ■We can work it out. ■定刻に目覚める、眼が痛い。珈琲を点て、其れを啜り、煙を吐く、ケホケホ。 ■パンを齧り、休日を謳歌する。ムシャムシャ。 ■学校給食用のマーガリンを愛でつつ。 ■それから、出掛け、本棚を物色する。antiqueを扱うお店にて。 ■出物有り。これはご縁です、出愛です。なんじゃそりゃ。 ■後は適当に、時を過ごす。一点の曇りも無し。 ■調子は乗るために有るんじゃない。 ■調子は、ただの調子である、実体ではない、様態である。 ■さて、上記の御仁とは違うお話し。テキトーで、なってない話は、下記の如く、受け流すに限る。 ■だってアンタには、実践なんて、無いんだから。***(漢字三文字)馬鹿へ。 ■〈愛を乞う生き物〉へ。己の欲望の介護にアクセクしているアンタへ。 ■そして、他者を蔑ろにするアンタへ。得手勝手に他者を構築するアンタへ。 ■アンタはなってない。seriesとparallelを語る資格なんて無し。 ■それで**(仮名二文字)病って、自己診断してりゃ、世話無いな。***(漢字三文字)馬鹿へ。 ■阿呆はエエけど、馬鹿は救い難いというとは、世の相場である、妥当である。 ■***(漢字三文字)馬鹿へ。 ■(伏字の箇所はご随意にお埋め下さい) ■The Beatlesの『1』を聴く。 『We can work it out』 written by John Lennon - Paul McCartney
喧嘩、すんなよ。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月14日(金) ■Hey Jude, don't make it bad. take a sad song and make it better. ■定刻よりも、早めに、目覚める。眼が痛い。煙を吐く、ケホケホ。 ■種々の疲れが、我を襲う。正直、シンドイ。 ■眼の充血は依然としてれず、我困窮す。脂で覆われ、目を開けることが困難である。 ■ソイツを流水で取り除き、目薬を注す。まあ、なんとか。 ■stellaを回収しに行く。アポロ計画において、太平洋上に着水した帰還船の回収のように。 ■久方振りにドナルドを食べる。今日は胸焼けをしなかった。良かった、良かった。 ■夕も暮れ、春霞も何処ぞへと行って仕舞い、やがて腹が減ってくる。 ■あー、腹が減った。 ■日に四度の点眼薬。私は一日のうちに、イスラム教徒よりも多く、天の星を仰ぐ。 ■The Beatlesの『Hey Jude』を聴く。 『Hey Jude』 written by John Lennon - Paul McCartney
John Lennonの息子であるJulian Lennonのために、Paul McCartneyが拵えた歌である。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月13日(木) ■Let It Be. ■定刻よりも、チョイと早めに目覚める。眼が痛い。煙を吐く、ケホケホ。 ■朝御飯を拵え、8:15に家を出る。定刻、だろうな。 ■仕事の席に着く。然したることも無し。西田幾多郎先生の本を読む。 ■激烈な眠気が我を襲う。逆らえない所を、敢えて逆らう。 ■お昼休み。土偶さん、ゴラリさん、fake-Yngwieさんと一緒に御飯を食べる。楽しいな。 ■食後、私を除いた皆は、幼馴染みのお見舞いに行く。まるで、御一行様。 ■仕事の席に戻る。またまた、然したることも無し。アレコレと考えを巡らす。 ■あーっ! もおっ! <愛を乞う生き物>たるアイツって、ホントに面倒臭ぇ野郎だなー! ■適当に時を過ごす。何もすることが無い。私は給料泥棒だ。 ■アイツがソイツに擦り寄る。あーっ! だから擦り寄んなって! ■足が痛い。眼が痛い。序でに、いろんなことで、頭が痛い。 ■ごらりひょんと毒舌ペンギン来る。ふむふむ。テメーら、ぶっ飛ばすぞ!!(笑) ■人の結膜炎を笑うな!(笑) すべてが涙で滲み、すべての燭光が縁暈を伴う。 ■恙無く、勤務を終え、帰宅する。 ■何故か餃子を巻く。こんなこと、十七年振りだな。スゲーな、俺。あーっ! もおっ! ■訳有って、深夜一時に外に出る。然したることも無し、か? カルチャー・ショック、半端無し。 ■The Beatlesの『Let It Be... Naked』を聴く。 『Let It Be』 written by John Lennon - Paul McCartney
聖母マリアとは、Sir James Paul McCartneyの亡き母、Mary McCartneyのことであろう。 故人への想いと、聖なるもののイマージュが、美しく重ねられた曲である。 此岸に在って呻吟する我と、彼岸に在す憧憬の対象たる聖母マリア。 この二つが、Paulの自覚のうちに、無限なるもの、永遠なるものとして、忽然と映し出された。 影現する無限に永遠。その証しが、この歌である。 「夜が陰鬱であるとも 私を照らしてくれる光は未だある 明くる日まで照らしておくれ あるがままに 私は妙なる響きに目を覚ます 聖母マリアが来て下さり 知恵の言葉を話される あるがままに」 「無明の大夜をあわれみて 法身の光輪きわもなく 無碍光仏としめしてぞ 安養界に影現する」 「久遠実成阿弥陀仏 五濁の凡愚をあはれみて 釈迦牟尼仏としめしてぞ 迦耶城には応現する」 (『浄土和讃』八七‐八八) そして私は、こんなときでも、どんなときでも、Let It Beだと思う。 この歌が大好きだ。 ■何故かしら、浴びるほど、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月12日(水) ■Won't Get Fooled Again. ■定刻よりも、一寸早めに目覚める。眼が痛い。珈琲を点て、それを啜り、煙を吐く、ケホケホ。 ■二度寝する。身体を覆う倦怠感は、隠しようも無い。 ■有り得ないほどの惰眠を貪った後、美味しいチャーハンを食べ、人心地付く。 ■それから、稍あって、御師匠様の退任パーティーに行く。淋しい限りである。 ■受付を勤める。F先生のご配慮の故。やれやれ。眼が痛ぇ。 ■適当に教職員相手の受付を済ました後、会場に入る。涙が溢れる。眼が痛ぇ。 ■大御所O先生の、いつもながらの御言葉は、やっぱり苦艾のようであった。苦い苦い。 ■M先生の御言葉、S先生の御言葉、涙が溢れる。P先生の御言葉、考えさせられる。スゲーな、Pさん。 ■四者四様、学の奥深さ、学の恐ろしさ、それから学の楽しさを、御教え下さった。有り難い。 ■んで、腐れ学者***の芸風は、いつもながらであった。合格としよう。やれやれ。其処で、もの思う葦。 ■Nachdem sie ihn beseitigt, ihren Haß befriedigt und ihren Wunsch nach Identifizierung mit ihm durchgesetzt hatten, mußten sich die dabei überwältigten zärtlichen Regungen zur Geltung bringen.(Gesammelte Werke Bd.9, S.173). ■父を殺すだけでは、息子は納得しない。また、母を殺すだけでは、息子は納得しない。 ■その辺を、Sigmund Freudは知っていた、Libidoとともに。また、conatusも、同時に知っていた。 ■その辺を、訳し表せたかどうかは、ごろうじろ。 ■エライ先生方とお話しをされていたので、御師匠様とは、殆どお話しできなかった。 ■なので、ずうずうしくも、全体写真のとき、先生の右側に座ってやった。 ■我ながら、なぁー。どんなもんやろ。それから、小芝居は跳ねた。 ■逃げ足の速い御師匠様のことは予知していた。それを追い掛ける妹弟子のこともまた、予知していた。 ■すべては、御師匠様の、手の内である。御師匠様、やっぱりスゲーや。 ■途中、感極まった私に声を掛けて下さったM先生に、声にならない感謝を申し上げる。 ■「先生は、あなたの論文を、全力を掛けて評価して下さったのよ。」 「有り難うございます。」 ■帰り際、大御所O先生が私の眼帯を指差され、「物貰いかい? 若い証拠だな」と仰られた。 ■からかわれることもまた、功徳のうち。やれやれ。眼が痛ぇ。 ■The Whoの『Who's Next (Deluxe Edition)』を聴く。 『Won't Get Fooled Again』(邦題:『無法の世界』) written by Peter Dennis Blandford Townshend
Rockとは、デッカイ音を掻き鳴らし、楽器を打ち壊すことだと、私は理解した。それは十五歳の時。 Smash the guitar, Pete! Smash the guitar, Pete! この理解は、今も変わらない。 そうした行為が、限り無く、優しくて、繊細で、怒りに満ちたものであることも、彼らは教えてくれた。 テメエら、ぶっ飛ばすぞ! テメエら、ぶっ壊すぞ! ってね。 でも、結局のところ、この歌は懇願する、「どうか、どうか、お願い」、と。 この歌が大好きだ。 ■鶏の胆煮を食べて、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月11日(火) ■Nobody Loves You (When You're Down and Out). ■定刻に目覚める。久方振り。珈琲を点て、それを啜り、煙を吐く、ケホケホ。 ■一銭銅貨を眺めながら、朝の一時を過ごす。是は戦争か、はたまた日常か。 ■後は、独眼流で、時を過ごす。眼が、痛い。 ■本当に、本当に、痛いんだ。 ■John Lennonの『Walls and Bridges』を聴く。 『Nobody Loves You (When You're Down and Out)』 written by John Lennon
この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月10日(月) ■I feel the earth move. ■定刻よりも、可成り早めに、目覚める。珈琲を点て、それを啜り、煙を吐く、ケホケホ。 ■脚の調整の為、技術屋さんの所に向かう。ちゃっちゃと、調整して貰う。時間が無い。 ■その足で、眼科に向かう。暫し待たされる。検査の結果、ウィルス性急性結膜炎とされる。 ■酷い方だけ眼帯を嵌め、独眼流となる。やれやれ、面倒臭ぇーなー。 ■再び脚の技術屋さんの所に行く。仮に、OK. ■引っ越しに取り掛かる。短期集中型、短気は損気型。 ■業者さんを動かし捲くり、夜逃げならぬ昼逃げを敢行する。 ■眼帯がまどろっこしい。でも、私はconari。 ■16:00にはすべてが完了する。結膜炎の眼帯から、涙溢れる。 ■片付け、片付け。延延と続く、片付け。 ■嫌になったので、幼馴染みの見舞いに行く。元気そうで何より。 ■帰宅して、煙草の吸殻を拾ったり、味噌汁をリヴェンジで拵えたり、米を炊いたり。 ■洗濯物を畳んだり、涙を拭ったり。 ■なんやかやあって、焼酎を呑んでいる。 ■Carole Kingの『Tapestry』を聴く。 『I feel the earth move』 words and music by Carole King
Carole、好きだよ。 でもね、earthがmoveで、skyがtumbling down、だなんて。 思い過ごしでしょう、たぶん。何とか遣っている、何とかなっている。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月9日(日) ■But love is not a Role-Playing Game. ■定刻よりも、一寸だけ早めに、目覚める。珈琲を点て、それを啜り、煙を吐く、ケホケホ。 ■朝御飯を拵える。トーストと、炒り卵!と、珈琲と、野菜ジュース。 ■涙が止まらない。眼は充血し、我ながら痛々しい。何やねん、コレ。 ■来客有り。でも、どう対処していいのか判らない。私は新人の社会人ですから、こう見えても。 ■買い物の序でに薬局に寄る。薬剤師さん曰く、「あー、結膜炎ですね。黴菌が入ったんでしょう。」 ■指示に従い、目薬を買い求める。それから、眼球を水道水で洗い、点眼する。どうしたものやら。 ■オモンナイ、眼球譚。 ■或る者の初夢話を思い出す。人生とは不思議なものだ。 ■普通に考えれば、凄い情況に居るのかな、私は。 ■でも、当たり前のことを、当たり前のこととして、受け止めている。 ■まるで御飯を食べることのように、まるで眠ることのように、今の出来事を、経験している。 ■But love is not a Role-Playing Game. ■さて、暫し己の心象風景を描くは止めるが宜し。明石の玉子焼きくらいが関の山だ、cinémaとかね。 ■己、空想する橋焼かれ。己、妄想するヴィジョン焼かれ。己、破綻した論理に自ら焼かれ。 ■生きながら墓に葬られ。Buried alive in your quibble by yourself. ■人称と数と性について、考えたことすらないくせに。 ■それなのに、「責めの在り処の方途」なんて、意味の通らぬことを書いてさ。阿呆らし。 ■病名や症状の名を、テメエ勝手に付けることなんざぁ、止めちまいな! 幾ら己のことであっても。 ■幾ら平静を装おうとも。ま、元々、エエ加減やろうけどな。 ■今生のことは、今生で解決せねば、なるまじ。ゆめゆめ、忘れまじ。 ■真心ブラザーズの『King of Rock』を聴く。 『日曜日』 Worda+Music 倉持陽一
でもね、今夜は遠足の日の前の晩のような気分だ。 この歌が大好きだ。 ■マルシン・ハンバーグを食し、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月8日(土) ■It's All Too Much. ■定刻よりも、可成り早めに、目覚める。珈琲を点て、それを啜り、煙を吐く、ケホケホ。 ■洗濯をする。すると、同居人とのあいだに、妙な緊張感が走る。ま、シャーナイな。 ■当たり前のことが当たり前では無い、今日この頃。 ■やっと一人になってから、徐に開かずのクローゼットを開ける。ご開帳。 ■アコーディオン、キーボード、ベース・ギター・ケース、TASCAMの4track Deck。 ■それから、クッシャクシャにされ、隅っこに放り込まれていたスーツを発見する。 ■あ、これ、成人式のときに、おばあちゃんが買ってくれたヤツや…… ■「思い出がいっぱい」ならぬ、<埃がいっぱい>。なんだかなあ…… ■一頻り片付けをした後、彼方此方へと奔走する。面倒臭ぇー諸々の手続きが、我を襲う。 ■かったりぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぜっっっ!!! ■dharma-cakra(法輪)よ、悪しき劣情を駆逐せよ! ■帰宅して、煮物に火を通す。real-oyajiから電話が掛かる。何だ〜? この情況って! ■「龍が如く」、遣ってみたいな。 ■The Beatles の『Yellow Submarine Songtrack』を聴く。 『It's all too much』 written by George Harrison
この歌が大好きだ。 ■美味しい煮物を食べて、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月7日(金) ■I Stand Alone. ■定刻よりも、可成り早めに、目覚める。珈琲を点て、それを啜り、煙を吐く、ケホケホ。 ■今日は学校がロック・アウトの日だな。やれやれ。ワン公に御飯を上げたり、片付けをしたり。 ■東へ西へ、北へ南へ。もおっ! やれやれ! ■不動産屋とstellaは、我を振り回す。すべては我が胸中へ。 ■稍あって、社長から電話有り。難儀なことから、待遇面まで。だいたい五十分くらい。 ■しっかしなぁ、俺、社会人になるんや、社会復帰するんや。もっと努力せんと。 ■さて、敢えて言う。随意価値の真の意は、責任所在の確知に存する。 ■自然の内に存在する一切の事物は、現実にその種々相が生から死にまで及ぶとしても、最も穢らわしいものから最も清浄なものに至るまで、「ただその事物の本性ならびに能力によってのみ評価されるべきである」(E1App)。 ■所在とは事物の存する場所であり、物の在り処のことである、場所論的に考えられるものである。 ■Platonの言うχωρα(chora)のことである。 ■よって攻撃の方途として取り扱われるべきものではない。 ■それは、推理にあって、結論が導き出される理由、もしくは根拠となる命題ではない。 ■トン、チン、カンの三つ子かぁ?。 ■諸々が一段落着いたら、西田幾多郎先生の本を、もっともっと読もうと思った。 ■以下、メモ。 ■意志(will)…個人にせよ、集団にせよ、特定の目的に向かおうとすることを決定する、自発的にして内的な働き、能力。時に欲望もこれに含まれる。Spinozaさんにあっては、単なる欲望ではなく、肯定し、否定する能力のこととされる。 ■意思(intent, intention)(法律用語として)…(民法上の意)身体的行動の直接的な原因となる心理作用、あるいは意欲。欲求乃至承認。(刑法上の意)自己の行為に関する認識。たとえば、それが犯罪と認定せられることを承知の上で行おうとする犯意のこと。 ■grotesque(仏)…adj. 珍妙な、滑稽な。 ■学術的にしろ、<似非>文学的にしろ、誤認した概念を得得として捲くし立てることは、間違っている。 ■そうした者が用いる意は、すべて自愛に通ず。無明、度し難し。縁無き衆生は度し難し。vale. ■ところで、私は静かに汚れつつ、生きる。生き続けて、汚れ続ける、今生で。 ■Al Kooperの『I Stand Anole』を聴く。 『I Stand Alone』 written by Al Kooper
大袈裟な歌だこと。面倒臭ぇな。 そんなこたぁ兎も角、この歌が大好きだ。 ■浴びるほど、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月6日(木) ■Woman is the nigger of the world. Think about it... do something about it. ■定刻よりも、可成り早めに、目覚める。珈琲を点て、それを啜り、煙を吐く、ケホケホ。 ■論理的になっていないのに、それを気取りつつ、実はスノッブの方を気取っている風な文章を読む。 ■てんでなっちゃいない。 ■自転車を漕いで不動産屋さんに行く。稍あって、契約完了。ギリギリの日程を調整する。 ■元企画営業の血が騒ぐ。段取りは私の仕事だ。納期だけは、絶対に外さない、外させない。 ■仕事の席に着く。然したることも無し。全部、男前のマスク・マンに、負んぶに抱っこである。 ■ごらりひょんのプチ・北斗剛掌波による攻撃に苛まれる。ぶっ飛ばすぞ!(笑) ■F先生から話し掛けられる。この人は私のことを博学だと勘違いしているようだ。 ■今度お会いしたら、「私はそんな者ではござんせん」と、告白せねばなるまい。 ■勤務終了後、帰宅する。それから、怒りと涙と愚かさに身を震わす。御負けに喘息も出て仕舞う。 ■或る者は罪有る我と言い、或る者は被害者感情を口にし。 ■或る者は人を嘘吐きと罵り、或る者は皺寄せを喰ったと歎き悲しむ。 ■難儀なことといったって、所詮、今生のことに変わりはあるまいて。何を小癪な。 ■でも、私は自分のことを、真っ当だとは言えない。縦令、恥ずかしいことはしていないにしても。 ■Think about it... do something about it. ■John & Yoko / Plastic Ono Band / Elephant's Memoryの『Some Time in New York City』を聴く。 『Woman is the nigger of the world』 written by John Lennon
こんな歌を歌っているが、実はJohn Lennonは、エライ人間ではない。普通の男だ。 DV野郎で、ACで、BPDで、人を巻き添えにするタイプである。 その点を批判することは、至って容易い。どれほど間抜けなカス野郎にでもできる。 でも、どれがどうした? テメエが嫌なだけだろ? 自分の欲望が満たされないだけだろ? 他所様や自分様に勝手に病名をくっつけて、一人勝手に泣きたいだけだろ? だろ? テメエの歪んだ、ホントに歪んだ“愛”とやらは、テメエの文章と同じく、なってない。 真剣で切り結べないのなら、どっかヘ行きな。と、或る“評論家気取り”の文章を読んで、そう思う。 Wahrlich, ich sage dich: 汝、己を知らず、他者を知らず、他者から見られた己を知らず。 さて、男は馬鹿野郎だと、思う瞬間がある。それは私が同性であるだけに、傷つくほど深く思う。 <据え膳喰わぬは男の恥>とか、<俺が忘れてへんねんから、あの人も>とか。 <こんな理屈くらい、解からへんの? やっぱ女やな>とか、<嫌よ嫌よも好きのうち>とか。 ソイツらは「女は今生の穢多である」と捉えているのだろう。 そのくせ、「彼女を虐げているのに …彼女が自分らより上に存在すると偽る」。 テメエら、犬に噛まれて死んで仕舞え。 Wahrlich, ich sage dich: 嫌よ嫌よはホンマに嫌よ。 この歌が大好きだ。 ■上書き保存の為、浴びるほど、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月5日(水) ■Oh, how I love things as they used to be. Don't show me no more, please. ■定刻よりも、早めに、目覚める。珈琲を点て、それを啜り、煙を吐く、ケホケホ。 ■流しに異物が詰まっていて、溢れ返る。私はそれの処理をする。もう何も感じない。 ■脚の技術屋さんの所に行き、調整を施して貰う。一先ずは良し、か? ■今日は三寒四温の何処ら辺なのか? 霙吹雪のなか、自転車を漕ぐ。 ■昼間の星、昼間のお月様、昼間の惑星。霙のなかに見た、白昼夢。 ■後は銀行屋さんに行ったり、福祉の窓口の人と話しをしたり、とか。 ■行きつけのお医者さんの所に行く。喘息のお薬を処方して貰う。なんだかなぁ。 ■それから、帰宅する。洗濯物を取り入れ、それを畳む。そして、新しく洗濯物を干す。 ■さて、大学生の頃、従事していたアルバイト以来、本当に久方振りに、ハンバーグなんぞを焼く。 ■バラバラにならず、そして結構ふっくらと、ジューシーに焼くことができた。有り難い。 ■御師匠様より電話有り。有り難い、有り難い、有り難い。 ■ガラクタ箱を引っ繰り返し、物品の整理をする。 ■存外写真が出てきた。何だ? コイツぁ! とか、己の顔を見て思う。変なの。 ■The Kinks『The Kinks Are The Village Green Preservation Society』を聴く。 『People Take Pictures Of Each Other』(邦題:『写しあった写真』) written by Ray Davies
Oh, how I love things as they used to be. Don't show me no more, please. この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月4日(火)の号外 ■Smoke on the Water. ■暁に更新される狩猟日記。 ■火宅に寓する私としては、音楽を聴くより他に、為す術は無い。 ■東雲を見上げ、思う、「今日は晴れか」。 ■そういえば、山火事はどうなったのだろうか。 ■Deep Purpleの『Machine Head』を聴く。 『Smoke on the Water』 written by Deep Purple
*"funky Claude"‐モントルー・ジャズ・フェスティバルの演出家 Claude Nobs のこと。彼はこの大火にあって、観客のうちの何人かを火の手から救った。 さて、『Smoke on water』の邦楽的編曲版は此方。名曲の味わい方その一。 カップ・ヌードルとボンカレーとかっぱえびせんは、何時食べたって美味しい。 『Smoke on the Water』も、同じく。 この曲は、悔しくて、驚いて、辛かったことを綴った日記である。 偶然が必然に転換される現場である。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月4日(火) ■Linger on, your pale blue eyes, again. ■定刻よりも、早めに、目覚める。ドタバタと、朝の一時を過ごす。 ■金を借りに行く。身も蓋も無いが、事実そういうことである。 ■河沿いに在る小さき森に入る。時が止まったかのようになる。睡眠も覚醒も、もうどうでも好いや。 ■だが、現実は<どうでも好いや>という訳にもいかず、現実は我を追い掛ける。鞍上の星にも、また。 ■心狭き我を感ずる。心穢れし我を感ずる。罪とは我にとって何ものぞ。 ■西田幾多郎先生の本を読む。頁を捲る手が、微かに震えている。 ■家に行き、ワン公に晩御飯を与える。堪らなくなる。涙が溢れてくる。 ■洗い物をし、洗濯物を畳み、それからお風呂に入る。 ■dialogos。焼酎を友に、音楽を聴く。さのよいよい。 ■伴星との対話。主星との対話。そして、我との対話。 ■Mundaka Upanishad, III, i. l. dans 1, 233, AD 124. 「番いの鳥、別ち難く結ばれし道連れ、同じ木に在り。此のものは木の実を啄ばみ、彼のものは啄ばまずして眺むる。」 ■The Velvet Undergroundの『The Velvet Underground』を聴く。 『Pale Blue Eyes』 written by Lou Reed
この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月3日(月) ■♪ 灯りをつけましょ爆弾に〜 お花をあげましょ***の花〜 ■定刻よりも、早めに、目覚める。珈琲を点て、それを啜り、煙を吐く。 ■咳をしても一人(尾崎放哉)。諍い無き諍い有り。自転車を漕いで出掛ける。 ■脚の技術屋さんの所に行く。調整を施して貰いながら、しみじみと語らう。 ■再び家に行く。同居人の不在を確認してから、二三の家事をこなす。 ■区役所に行く。年度末に入った所為か、矢鱈と人が多い。でも、淡々と手続きを済ませる。 ■時間が掛かった。毎度のことながら、面倒臭ぇーな、お役所って。 ■お次。銀行屋さんに行く。話の長い行員が担当となる。 ■長い! お前の話しは長い! ただただ長い! 切り上げようとする我の身も思え! ■一揃いの本とCDを抱えたまま、彼方此方。東へ西へ、南へ北へ。 ■気がつけば、焼酎を呑み、ボケーっとしていた。 ■<考える>ということは、Auguste Rodinの彫刻のような形象のうちにあるのではない。 ■それはpneuma(希)のうちにある、prana(梵)のうちにある。 ■やがて、『バガヴァッド・ギーター(Bhagavad Gita)』の奥底に流れるものに、思考は流れ行く。 人間はそのように存在するものとして、予め定められたように行為しなければならない。その行為は無償の行為であるべきであり、決してその報酬を顧慮するものであってはならない。このことを『バガヴァッド・ギーター』は行為の「放擲(samnyasa)」と言い、そしてこれは「ヨーガ(yoga)」と同一視されるものである。 「あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果にはない。行為の結果を動機としてはいけない。また無為に執着してはならぬ。」(二‐四七) 「アルジュナよ、執着を捨て、成功と不成功とを平等(同一)のものと見て、ヨーガに立脚して諸々の行為をせよ。ヨーガは平等の境地(samatva)であると言われる。」(二‐四八) 「人は行為を企てずして、行為の超越(naiskarmya)に達することはない。また単なる〔行為の〕放擲(samnyasa)のみによって成就(siddhi)に達することはない。」(三‐四) 「すべての行為を私のうちに放擲し(samnyasya)、自己(atman)に関することを考察して、願望なく、『私のもの』という思いなく、苦熱を離れて戦え。」(三‐三〇) 「放擲(samnyasa)と言われるもの、それをヨーガと知れ。アルジュナよ。というのは、意図(願望)を放擲しないヨーギンは誰もいないから。」(六‐二) ■Soul Flower Mononoke Summitの『DERACINE CHING-DONG』を聴く。 『竹田の子守唄(元歌)』 京都民謡 調査&採譜:部落解放同盟改進支部女性部
deracine…根無し草。デラシネ。 赤い鳥が歌っていた節とは全然違う。でも、それもそうだろうな。聴く耳と聴かせる口が違うのだから。 どちらが元歌だなんて、私には決められるものでもなし。 歌は歌である。ただ、歌は歌である。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月2日(日)の号外6 ■明日はどっちだ!!! ■定刻に、呑んでいる。もう、いいじゃないか。 ■気が緩んだり、気が引き締まったり。 ■だらしない私でありたい。 ■真心ブラザーズの『夢の日々 〜SERIOUS & JOY〜』を聴く。 『明日はどっちだ!(Live Version)』 作詞・作曲:YO-KING 編曲:真心ブラザーズ
阿呆や、俺は。 この歌が大好きだ。 ■浴びるほど、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月2日(日)の号外5 ■Double Fantasy. ■そして、The Beatlesばかり聴いている、今宵。 ■遣り過ぎだろー、テメー。 ■お門違いのことだって、受け容れられる、今宵。 ■だって、あんなことも、そんなことも、受け容れた、私だもの。 ■どんなにエエ加減なこと遣っても、少々時間をくれれば、大丈夫や。 ■なんぼでも荷物のみこむやうららかな船(山頭火) ■John Lennon/Yoko Onoの『Double Fantasy』を聴く。 『Woman』 written by John Ono Lennon
この歌が大好きだ ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月2日(日)の号外4 ■Get back to where you once belonged. ■あー、焼酎を呑んでいる。 ■音楽を聴きながら。本は読んでいない、読める情態ではない。 ■私は自分を否定しない、そして肯定もしない。Let It Be. ■何かに仮託して、物事を述べはしない。お天道様の下を、歩みたいから。 ■だから、Let It Be. ■御師匠様より電話有り。有り難い。 ■そして、The Beatlesだけ聴いていれば、イイかなって、思える今宵。 ■The Beatlesの『1』を聴く。 『Get Back』 written by John Lennon - Paul McCartney
緊張状態の儘、奏でられる音楽。 Jo JoとはJohn Lennonのこと。Sweet Loretta Martinとは小野洋子のこと。 何かに仮託して、モノを言う典型である。 Paul McCartneyは、Beatlesを守ることで、精一杯であったのだろう。 現実を受け容れることが、辛いときだって、ある。それは誰にでもある。 ときには、バラバラになることだって、覚悟しなければならないのかも知れない。 傷つく心に対して感じ易き我もまた、考えものであるか。 そんなこたぁ兎も角、この歌が大好きだ。 ■浴びるほど、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月2日(日)の号外3 ■Well now give me money, Ow, money, you need money? That's what I want. ■戌の刻に更新される狩猟日記。 ■疲れたから、いろんな作業を、中断する。お腹も減ったし。 ■面倒臭ぇ。殆ど塵芥じゃねぇーか。 ■私は自然のうちに生まれ、生き、暮らし、死す。 ■自然権の定義(TTP, p.189) 「自然権または自然の秩序立て(jus & institutum naturae)というものによって私は、各々の個体の本性の諸規定(regulae naturae uniuscujusque individui)に他ならないもののことと理解する。この諸規定に従って、各々のものは一定の仕方で存在するように、また作用するように、自然に決定されると我々は考える。たとえば魚たちは泳ぐように、また大きなものたちは小さなものたちを食べるように本性〔自然〕から決定されており、それゆえ魚たちは最高の自然権に従って水を我が物にするのであり、また大きなものたちは小さなものたちを食べるのである。すなわち、無条件的に考察された本性〔自然〕は、それがなしうるあらゆることに対して最高の権利を持つこと、言い換えれば、自然権は自然の能力が拡張するところまで拡張することは確実なのである。なぜなら、自然の能力はあらゆるものに対して最高の権力を持つところの神の能力そのものだからであり(naturae enim potentia ipsa Dei potentia est, qui summum jus ad omnia habet)、やはり全自然の普遍的な能力はすべての個体の能力を合わせたものに他ならないからである。ここから、各々の個体はそれがなしうるあらゆることに対して最高の権利を持つこと、すなわち各々のものは決定されたそれの能力が及ぶところまで及ぶということが帰結する。そして各々の事物は、自己として有る限り、それ自身の状態を維持しようと努力する(unaquaeque res in suo statu, quantum in se est, conetur perseverare)……ということが帰結する。」 ■The Beatlesの『with the beatles』を聴く。 『Money(That's What I Want)』 written by Janie Bradford and Berry Gordy Jr.
"Well now give me money, Ow, money, you need money? That's what I want." 『マタイによる福音書』第四章一‐四節 「さて、イエスは悪魔から誘惑を受けるため、“霊”に導かれて荒れ野に行かれた。 そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた。 すると、誘惑する者が来て、イエスに言った。「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」 イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』と書いてある。」」 『申命記』第八章二‐三節 「あなたの神、主が導かれたこの四十年の荒れ野の旅を思い起こしなさい。こうして主はあなたを苦しめて試し、あなたの心にあること、すなわち御自分の戒めを守るかどうかを知ろうとされた。 主はあなたを苦しめ、飢えさせ、あなたも先祖も味わったことのないマナを食べさせられた。人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった。」 身も蓋も無いが、それでも人にはパンが必要なのである。 だが、それでも人は、パンのみに生くるにあらず。 oh, 我が上なる星空と、我が内なるEthica(conatus)よ。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月2日(日)の号外2 ■Mother said so, Father should know. ■酉の刻に更新される狩猟日記。 ■片付け、片付け。面倒臭ぇーなー。 ■何でこんなもん、取ってたんやろ、俺、とか。 ■何故この五年半の試みが失敗したのか、無理から反芻しているような感じだ。 ■火宅に在りて、咳一つ。 ■星辰星斗を齧ったら、カルシウムの味がした、とは『一千一秒物語』。 ■私は今、喪の時を過ごしている。 ■鈴木慶一の『SUZUKI白書 / SUZUKI White Report』を聴く。 『Japanese一次好Song(Japanese "It's Alright" Song)』 Words, Music And Arranged by Keiichi Suzuki(鈴木慶一)
煙草呑んだから ちょっと咳が出る(だめよ、だめだめ、だめよだめ) 親のした事 信じなさい(親のした事 しょうがない) (mmmmmmm……, It's alright!)この歌が大好きだ。 ■珈琲を立て続けに飲んでいる。 2008年 3月2日(日)の号外 ■まだよ まだよと目がギラギラ 底を知らないガリガリに 苦労が多いと タメ息が 生きてる幸せ忘れたか ■申の刻に更新される狩猟日記。 ■人生是勉強だとは思っても、正直ヘコむことも多い。 ■でも、ま、頑張っていきまっしょい、ということで、掃除と洗濯と片付けに勤しむ。 ■アレもせなあかんし、コレもせなあかんし。 ■でも、ま、音楽を友として、conariします。うん、<愛を乞う生き物>は、難儀な存在だ。 ■「神を愛する者は、神が自分を愛し返すよう努力すること(conari)ができない。」(E5P19) ■だとすれば、<愛を乞う生き物>は、<自己しか愛していない>、ということになろう。 ■明らかにそれは<真の自己>では決してありえず、根無し草の<虚妄の自己>である。 ■<有限な人間たち>の世界には不在の「最高の有るものたる神」が、人間の身体を通して現実的なものとなったところに善き行いがあるならば、人間が自身の身体を通して「最高の有るものたる神」を欲望するところに信仰はある。また、人間たちの善き行いが「最高の有るものたる神」に現実的な形を与えることであるならば、信仰はその形を通して自身を証示する行いの根源である〈生命たる神〉の方へと遡及し、そのことによって人間は救い主(キリストもしくは菩薩)を自己の内に顕現させることとなる。其処には自己に頼む力など微塵も無い。それは自己向上を欲望する<愛を乞う生き物>を動かす力などではなく、「他のもの」に顕現した<神の愛>である。汝他者を知れ。 ■The Elephant Kashimashiの『The Elephant Kashimashi』を聴く。 『花男』 作詞:宮本浩次 / 作曲:宮本浩次 / 編曲:エレファントカシマシ
丁度二十年前、この曲を聴いて引っ繰り返った記憶が有る。 どうして「涙ほろり」となるのか、そんなこたぁどうでもエエ。せやかて、「涙ほろり」、やん。 と、思った。未だ十七歳くらいであったろうか、私は。 此処には自己開発、もしくは自己向上のためのMomentの如きものは存在せず。 此処には何処かしら楽観的な、あっけらかんとした、突き抜けた青空が有る。 この歌が大好きだ。 ■珈琲をガブ飲み中である。 2008年 3月2日(日) ■ipsa virtus Deique servitus. ■定刻に目覚める。珈琲を点て、其れを啜り、煙を吐く。ケホケホ。 ■塵芥を纏め、本の大小を揃える。此処で、もの思う葦。 ■自愛と他愛。『無の自覚的限定』のなかの一論文で、西田幾多郎先生は、この二つを主題とされた。 ■以下はSpinozaさん自身によるAmor Dei intellectualisに関する理解の一端である。 ■「……あたかも徳そのものが、つまりは神への奉仕(ipsa virtus Deique servitus)が、至幸そのもの、あるいは最高の自由(ipsa felicitas et summa libertas)ではなかったかのように〔思いなし〕、徳と最良の行為の見返りに、言わば最高の奉仕の見返りに、最高の報酬を以て神から称賛されることを期待する者たちは、どれほど徳の真価から離れているかということを、我々は明晰に理解する。」(E2P49CS) ■斯くしてSpinozaさんは、人間の「conatus(努力)」を神において捉え、加えて他者と自己のあいだを循環する、見返りを期待しない「報いの愛(reciprocus amor)」(E3P41S)を理解している。それは人間たちを愛し、また善をなそうと努力する者に向けて善をなそうとする努力であって、「報恩(gratia)」、もしくは「謝恩(gratitude)」の交感である(ibid.)。それは実質として、或る人間による「神への愛(amor Dei)」が人間たちに対する「神の愛(Amor Dei)」となり、また人間たちに対する「神の愛(Amor Dei)」が或る人間による「神への愛(amor Dei)」となる。 ■要するに、自我の牢獄で捏造された<虚偽の愛>こそ増上慢と呼ばれるべきである。推して知るべし。 ■要するに、<虚偽の愛>は、肯定しようが否定しようが、増上慢であることに変わりは無いのである。 ■ザ・フォーク・クルセダーズの『戦争と平和』を聴く。 『11月3日(雨ニモマケズ)』 詩:宮澤賢治 / 作曲:加藤和彦 / 編曲:加藤和彦
今日もまた思う、宮澤賢治は、結局のところ、こういう態度を獲得したのか。 「サウイウモノニ ワタシハナリタイ」 未完であることは直ぐに理解できる。が、事はそう簡単ではない、即断できない。 「サウイウモノニ ワタシハナリタイ」と欲望するその道程のうちにこそ、賢治は何かを見た筈だ。 恐らく其れは、衆生済度への途。 この歌が大好きだ。 ■珈琲を飲みながら、諸々の作業継続中。 2008年 3月1日(土)の号外3 ■I'll Be Home. ■丑の刻に更新される狩猟日記。 ■音楽を聴き、西田幾多郎先生の本を読み。 ■だって、それしか無いんだもの。 ■刻々と、夜は更け。刻々と、朝に近付く。 ■Nilssonの『Nilsson sings Newman』を聴く。 『I'll Be Home』 written by Randy Newman
僕は家に帰る。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月1日(土)の号外2 ■Which came first, the chicken or the egg? ■子の刻に更新される狩猟日記。 ■嚔と喘息も治まって、お酒に専念する。 ■ワンタンメン、久し振りに喰うと、美味い! ■音楽と、酒と、星と。 ■西田幾多郎先生の本を読んでいる。 ■浜田雅功と槙原敬之の『チキンライス』を聴く。 『チキンライス』 作詞:松本人志 作曲:槙原敬之
今の子どもたちだって、親に気を遣って、生きているんじゃないかな。 親の顔色を見ながら、息をしているんじゃないかな。 私は親と外食なんて、殆どしたことがない。 チキンライスを祖母にリクエストしたら、小梅御飯 with chickenが出てきたクチである。 お向かいのお金持ちのタクちゃんから教えて貰った通り、私はイマージュを伝えたつもり。 「赤い御飯で、ちょっと酸っぱくて、かしわの入ったヤツ!」 ひょっとすると、酢飯のおこわ(御赤飯)に鶏肉やったかも知れへんな。 そんなこたぁ兎も角、この歌が大好きだ。 ■浴びるほど、焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月1日(土)の号外 ■a lecture on Augustine. ■亥の刻に更新される狩猟日記。 ■不要の紙類を破棄したり、塵芥をガッツリと纏めていた。でも、未だ未だだ。 ■埃が舞う。その所為で、嚔が止まらない。御負けに喘息も出てくる。なんだかなぁ。 ■過去と決別したり、未来に向かって羽ばたく、なんて、私には到底思えない。 ■あるのはただ、生活だ。何とか遣って行くためには、星辰と信念が必要だ。 ■閑話休題。今朝、中世哲学、キリスト教哲学の碩学、山田晶先生(1922-2008)の訃報に接した。 ■享年八十五歳。正直、もっともっと御年を召されているように思っていた、百歳くらいに。 ■恐らくは、<雲の上の人>というイマージュが先行していたのであろう。 ■その方面は専門外なので、それについて考える必要が有る場合、私は先生の本に当たっていた。 ■たとえば、『在りて在る者』など。 ■勿論、一度もお会いしたことは無いが、私は山田晶先生の死を悼む。 ■Thw Whoの『Who's Next』を聴く。 『Baba O'Riley』 written by Pete Townshend
"Baba"はインド出身の導師、Meher Baba(1894-1969)の名から。 "O'Riley"はアメリカの作曲家、Terry Riley(1935- )の名から。 "The Waste Land"といえば、Thomas Stearns Eliot(1888-1965)が思い起こされる。 曲の最後で聴こえるアイリッシュ・スタイルのフィドルは、East of EdenのDave Arbusである。 そして、斯様なシンセサイザーの使い方は、史上初であった。 コードはたったの三つ。でも、素晴らしい。歌詞も素晴らしい、本当に素晴らしい。 Pete Townshendは天才である。 この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 2008年 3月1日(土) ■The tracks of my tears. ■定刻よりも、早めに、目覚める。新聞を読み、西田幾多郎先生の本を読む。 ■それから珈琲を啜り、煙を吐く。ケホケホ。やだな。 ■三寒四温の中、日差しを浴びて、ゆっくりと御飯を食べる、ゆっくりと。 ■午後、カフェ・オーレを飲んでから、部屋の片付けに入る。 ■<想い出>じゃなくて、<紙屑>がいっぱい。 ■何だかよく判らないものは、すべて塵芥にしてやる! ■修士学位記までもホカそうかと思ったが、それは流石に止めておいた。 ■ゴミだと思えば、どんなものでもゴミに見える。 ■道具として、身体として、意識の延長線上のものとして。 ■Smokey Robinson and The Miraclesの『Going to a Go Go』を聴く。 『The tracks of my tears』 written William "Smokey" Robinson, Pete Moore, and Marv Tarplin
この歌が大好きだ。 ■焼酎を呑んで、おやすみなさい。 |