松下電器産業は屋内電力線を通信回線に使う電力線通信(PLC)用のアダプターで従来機に比べ容積をほぼ半分にした小型タイプを4月18日に発売する。消費電力は稼働時で3ワットと、PLCアダプターとして最も小さいとしている。
発売するのは親機と子機が入ったスタートパックの「BL-PA300KT」と、子機増設用の「BL-PA300」。大きさはいずれも幅55ミリメートル、高さ90ミリ、奥行き33ミリで、PLCアダプターとしては世界最小という。インターネット回線と接続した親機をコンセントに差し込み、コンピューターと接続した子機を別のコンセントにさして使う。
価格はいずれもオープンでスタートパックが1万6000円前後、増設用は1万円前後となる見込み。スタートパック、増設用合わせて月3万台の生産を計画している。(14:01)