BOOTLEG(CD)
ALICE COOPER |
AIN'T THAT JUST LIKE A MOMAN/PAINTING A PICTURE/FOR ALICE/I'VE WRITTEN HOME TO MOTHER/FREAK OUT SONG/GOING TO THE RIVER/NOBODY LIKES ME/SCIENCE FICTION/ |
よく,普通のレコード店でも売っている「直輸入盤」なんて書かれた,正規盤に見せかけたブートがあるが,これもそんな一品。ジャケはもう少し何とかならないものだろうか。内容だが,イマイチ。STRAIGHT RECORDS時代のライブで,勢いこそ感じられるが,曲・演奏共に満足できる水準ではない。収録場所や日時は不明。この頃のライブはさすがに映像ではほとんど残っていないが,一度観てみたいと思う。どうして,ワーナーというメジャーレーベルが契約を決意したのかがわかるような気がする。ボブ・エズリンがワーナーに働きかけたことが大きかったことは確かだが,それだけじゃなく,この頃からライブには魅力があったんじゃないかという気がする。 |
ALICE COOPER ROCK SERIES |
AIN'T THAT JUST LIKE A MOMAN/PAINTING A PICTURE/FOR ALICE/I'VE WRITTEN HOME TO MOTHER/FREAK OUT SONG/GOING TO THE RIVER/NOBODY LIKES ME/SCIENCE FICTION/ |
これも上のヤツと同じく,正規盤の顔をしたブートだ。同じなのはそこだけじゃなく,内容まで同じだ。ブートにはありがちだが,このライブに対する需要がそれほどあるとは思えない。よく思うんだが,ブートのジャケに時代が全く違っている写真を使うのはやめてほしい。これなんて70年代の写真だ。一瞬,期待してしまう。ブートの場合,ジャケットの持つ価値はオフィシャル以上だと思うから。そのライブの様子が想像できるような写真や見たこともないような変わった写真とかを使って欲しいものだ。 |
THE KING SNAKE |
IS IT MY BODY/CAUGHT IN A DREAM/SECOND COMING/I'M EIGHTEEN/RAPED AND FREEZIN'/I LOVE THE DEAD |
このCDの裏面のデータによると,1969年から1970年にかけて録音されたものとのことだが,これは間違い。実際には1971年に録音されたもの。曲は6曲と少ないが,アリスの切れっぷりが凄まじい。アリスはへヴィ・メタルだけではなくパンクにも影響を与えているが,それが納得できる激しさだ。STRAIGHT RECORDS時代の曲が1曲入っているが,こうして他の有名曲と一緒に聴くと,それほど違和感がない。これは意外な発見だった。音質はこもっている部分が気になるが,ブートとしては及第点クラス。これは昔,どこかで見かけたが,迷った末に買わなかったもの。ブートを集めるようになってから後悔していたが,この度,めでたく再会を果たした。 |
BILLION DOLLAR DEMOS |
SICK THINGS #1/RAPED AND FREEZIN' #1/MARY ANN #1/HELLO HOOLAY #1/ELECTED #1/SICK THINGS #2/BILLION DOLLAR BABIES #1/RAPED AND FREEZIN' #2/UNFINISHED SWEET #1/I LOVE THE DEAD/ELECTED #2/HELLO HOORAY #2/MARY ANN #2/NO MORE MR.NICE GUY #1/NO MORE MR.NICE GUY #2/GENERATION LANDSLIDE/BILLION DOLLAR BABIES #2/UNFINISHED SWEET #2 |
多分,アリスのブートCDの中では,78年のライブの次に多く何種類も発売されている「BILLION DOLLAR BABIES」アルバムのデモ音源だ。こういったものは,ブートではなく,オフィシャルで発売して欲しいもんだが,売っていない以上,ブートに手を出してしまうのは,マニアとしては仕方のないところだろう。内容だが,まあ,デモだな〜って感じ。取り立てて,特筆すべきところはない。でも,アルバムに入っているあの曲がこんな風に形になっていったんだなあという感じで,全くつまらないブートってわけではない。まあ,中には単に音質が悪いだけで,演奏もアレンジも歌もオフィシャルと同じっていう曲もあるんだが。1枚持っていれば,それで済むブート。俺のように何種類も買う必要は全くない。 |
ALICE IN ROCKLAND |
CAUGHT IN A DREAM/I'M EIGHTEEN/IS IT MY BODY/SLICK BLACK LIMOUSINE/SUNRISE/BALLAD OF DWIGHT FRY/BALCK JUJU |
さて,ここで問題。これはいつの時代のアリスでしょう?答えは簡単。ダメアルバム「SPECIAL FORCES」発表後だ。これが録音されたのは1971年。よくあることだが,ジャケとは全く時代が違うじゃないか!これは一応,ライブらしいが,客の声が聞こえない。ABC放送のスタジオで録音されているものであるし,どうやらスタジオライブというヤツだろう。LED ZEPPELINのBBCライブ等,この頃はラジオ用のスタジオライブというものが結構多かったようだ。演奏内容だが,勢いが素晴らしい。但し,やっぱり観客の前でやったライブの方がいいな。しかし,こんなものが残っているのなら,きちんとオフィシャルでリリースしてほしいものだ。 |
CREATURES OF MY NIGHTMARE |
INTRODUCTION/WELCOME TO MY NIGHTMARE/YEARS AGO〜NO MORE MR. NICE GUY/BILLION DOLLAR BABIES/I'M EIGHTEEN/UNDER MY WHEELS/COLD ETHYL/ONLY WOMEN BLEED/DEVIL'S FOOD〜BLACK WIDOW/ESCAPE/SCHOOL'S OUT/DEPARTMENT OF YOUTH |
意外と少ない「WELCOME TO MY NIGHTMARE」アルバム発表後のライブを収めたブート。アリスのブートCDの中では,比較的有名なものだろう。ブートとは思えない素晴らしい音質だが,THE KING BISCUIT FLOWER HOURで使用された音源だからだ。但し,7曲目の「COLD ETHYL」,最後の「DEPARTMENT OF YOUTH」はブートらしく,こもった音になってしまう。特に珍しい曲はないし(このブートでは,実際には放映された「SOME FOLKS」がカットされている),オフィシャルのビデオを持っていれば事足りると思うが,ビデオの時よりも丁寧に歌っているような気もする。また,テレビ番組用なので,同じ曲を繰り返すところ等はカットされてるので,手早くこの当時の音を知るのには役立つだろう。HUMBLE PIEだったと思うが,この番組の音源が正式に発売されたりしているんだがら,これも発売してほしいものだ。 |
THE NIGHT OF HALLOWEEN |
UNDER MY WHEELS/BILLION DOLLAR BABIES/I'M EIGHTEEN/IS IT MY BODY/YOU AND ME/ONLY WOMEN BLEED/UNFINISHED SWEET/ESCAPE/GO TO HELL/I NEVER CRY/IT'S HOT TONIGHT/SCHOOL'S OUT |
「FROM THE INSIDE」アルバム発表後のライブ。まあ,同アルバムからは1曲も収録されていないが。選曲はグレイテスト・ヒッツで,特に目新しい曲はない。バックバンドは知らない人ばかり。ちょうどアルコール中毒から立ち直ったくらいの時期で,アリスの歌はちょっと粗い感じはするけど,まあいつだって粗いと言われればそうだからね。ブートレッグって,たまにいいジャケットがありますね。これは気にいってます。昔,俺は某バンドのブートを命懸けに近いくらいの情熱で集めていたものだが,これを書くにあたってこのCDを聴き返してみて,アリスのブート収集を始めることを決意したのだった。やばいよな〜。俺,キ○ガイになってしまうから。 |
LIVE IN U.S.A. 1978/1980 |
UNDER MY WHEELS/BILLION DOLLAR BABIES/I'M EIGHTEEN/IS IT MY BODY/THE BLACK WIDOW/YOU AND ME/ONLY WOMEN BLEED/ESCAPE/I NEVER CRY/IT'S HOT TONIGHT/LACE AND WHISKEY/SCHOOL'S OUT/INTRO/GRIM FACT/GO TO HELL/GUILTY/YOU AND ME/PAIN/TALK TALK/GUTTER CATS VS. THE JETS/CLONES/NUCLEAR INFECTED/WISH YOU WERE HERE |
これは78年と80年のライブをカップリングしたCD。お買い得って感じですが,よく見ると78年のライブ,上の「THE NIGHT OF HALLOWEEN」と同じ日付だぞ。曲数は少ないが。聴いてみると同じだ・・・。これがブートの恐ろしさ。同じライブが手を変え品を変え,売り出されるんだから。でもいいんです。80年のライブが貴重だから。絶賛低迷中だっただけに,これはなかなかないと思います。曲も「GRIM FACT」「TALK TALK」「NUCLEAR INFECTED」といった,ここでしか聴いたことがないものが入っている。映像も観たい気がするが,観ない方がいいのかもしれない。七三分けで歌ってたりしたら涙が出てきそうだから。 |
LIVE IN SANIGAW, MICHIGAN 1978 |
UNDER MY WHEELS/BILLION DOLLAR BABIES/I'M EIGHTEEN/IS IT MY BODY/ONLY WOMEN BLEED/UNFINISHED SWEET/ESCAPE/I LOVE THE DEAD/GO TO HELL/I NEVER CRY/IT'S HOT TONIGHT/SCHOOL'S OUT |
これは,このサイトのキリ番記念プレゼント。普通は管理人からキリ番を踏んだ人に何かプレゼントするんだが,そこは異端児アリスのファンサイト。そんな普通なことはしない!何と,俺がキリ番を踏んだ幻さんにもらってしまった(笑)。そんな妙な経路で手に入ったCDだが,上の2つと同じ日時のライブ。ようやくわかったんだが,このライブはラジオで放送されたものらしい。だから,音質がよくてブートになりやすいんだろう。この時期のブートは,ほとんどがこの音源と思って間違いないだろう。内容も素晴らしい。人気に陰りが出てきた頃とはいえ,まだまだ超大物だったアリスの貫禄のパフォーマンスを堪能できる。歌は粗いけど(笑)。 |
NO MORE TEACHER'S DIRTY LOOKS |
UNDER MY WHEELS/BILLION DOLLAR BABIES/I'M EIGHTEEN/IS IT MY BODY/YOU AND ME/ONLY WOMEN BLEED/UNFINISHED SWEET/ESCAPE/I LOVE THE DEAD/GO TO HELL/I NEVER CRY/IT'S HOT TONIGHT/SCHOOL'S OUT/WELCOME TO MY NIGHTMARE/NO MORE MR. NICE GUY/BILLION DOLLAR BABIES/I'M EIGHTEEN/HOW YOU GONNA SEE ME NOW |
これも78年のミシガンでのライブ。それに加えて,79年,80年のライブも数曲追加収録されている。とりあえず,このライブを欲しいという人にどれがいいのかお勧めするなら,これにしておこう。2曲だぶっている曲があるんだが,収録曲が最も多いし,何と言ってもソロ転身後のバラードヒット4曲(ONLY WOMAN BLEED, I NEVER CRY, YOU AND ME, HOW YOU GONNA SEE ME NOW)が全て入っているのがおいしいところ。特に「HOW〜」は絶品。この頃のアリスの歌唱はかなり粗いが,この曲の場合はそれが功を奏している感じだ。これはジャケットもいい。周りがピンクなのもいいし,アリスの普通の顔がいい。これを見て思ったんだが,もし,アリスがメイクをしていなかったら,こんなにビッグにはなっていなかったんじゃないだろうか。メイク顔の印象が強いからこそ,素顔のアリスもよく思えるような気がする。 |
THE SPIRIT OF HALLOWEEN |
UNDER MY WHEELS/BILLION DOLLAR BABIES/I'M EIGHTEEN/IS IT MY BODY/YOU AND ME/ONLY WOMEN BLEED/UNFINISHED SWEET/ESCAPE/GO TO HELL/I NEVER CRY/IT'S HOT TONIGHT/SCHOOL'S OUT |
またまた登場。78年のサンディエゴでのライブ。定番中の定番ライブだが,このブートは「I LOVE THE DEAD」が欠けている。どのCDも同じマスターを使っているのだろうと思うが,1〜2曲削れたりするのはどういうことなんだろうか。ジャケの写真はおそらく80年代の復活以降のものだろうと思う。裏ジャケはちょっと変。素肌にGジャンを羽織ったアリスが耳にレバーみたいなものを入れて,それをグルグル回しているような写真。横にはでかいスピーカーが置いてあり,グルグル回したら,アリスの曲が流れるということか。スピーカーはでかいトランペットのような古臭い形。意味はよくわからない。ライブの内容に関しては,今さら解説する必要もないが,テンションの高いアリスが楽しめる。アルコールのせいかもしれないが,勢いがあっていい。 |
MAD HOUSE ROCK |
FROM THE INSIDE/NURSE ROZETTA/THE QUIET ROOM/I NEVER CRY/WELCOME TO MY NIGHTMARE/BILLION DOLLAR BABIES/ONLY WOMEN BLEED/NO MORE MR.NICE GUY/I'M EIGHTEEN/WISH I WERE BORN IN BEVERLY HILLS/DEVIL'S FOOD〜BLACK WIDOW/BALLAD OF DWIGHT FRY/GO TO HELL/HOW YOU GONNA SEE ME NOW/IN MATES/SCHOOL'S OUT |
いつもありがちな78年サンディエゴのライブではなく,これは「FROM THE INSIDE」アルバム発表後のライブだ。勘のいい人なら気付くと思うが,これは現在絶賛絶版中であるライブビデオ「STARANGE CASE OF ALICE COOPER」と同じ音源だ。って言うか,ビデオを元にしているようで,音質も良い。これは見つけ次第購入するべきだろう。何と言っても,「FROM THE INSIDE」アルバムからの曲を大量に演奏してくれているのがうれしい。アリスの歌唱自体は本粗い格的低迷期に突入する前の最後の煌きって感じで,すごくいいライブだ。もちろん,ビデオが欲しい。ブートで所有していることは言うまでもないが,やっぱり本物が欲しいものだ。 |
LIVE IN BIRMINGHAM 90 |
TRASH/BILLION DOLLAR BABIES/I'M EIGHTEEN/I'M YOUR GUN/HOUSE OF FIRE/NO MORE MR. NICE GUY/WELCOME TO MY NIGHTMARE/ONLY WOMEN BLEED/I LOVE THE DEAD/POISON/MUSCLE OF LOVE/SPARK IN THE DARK/BED OF NAILS/SCHOOL'S OUT |
「TRASH」アルバム発売後のライブ。ビデオ「TRASHES THE WORLD」と全く同じ音源だ。ジャケはこの時のツアーパンフを写したもの。あまり価値のないブートのような気がする。アリスの名前が入っていたら何でもいいという人向けだろう。しかし,ブートにも仁義があると思う。こういうオフィシャルで出ている音源をブートにするのはいかがなものだろうか。もちろん,オフィシャルで出る前にブートになっている場合はよしとしよう。しかし,これはそうではないだろう。裏ジャケにビデオと同じ書体で「TRASHES」と書いてある。おそらく,これもビデオからのコピーだろう。ライブの内容はビデオを参照してもらいたい。映像もないし,曲数も少ないし,マニア以外には必要ないCDだ。 |
ALICE |
NO MORE MR.NICE GUY/BILLION DOLLAR BABIES/ONLY WOMEN BLEED/WIND UP TOY/SICK THINGS/FEED MY FRANKENSTEIN/COLD ETHYL/LOVE'S LOADED A GUN/EIGHTEEN/GO TO HELL/SCHOOL'S OUT/HEY STOOPID |
何よりも,そのストレートすぎるタイトルに驚かされるわけだが,内容もいいぞ!勘のいい人なら,曲目を見て気付くと思うが,これは1991年9月13日にニューヨークのELECTRIC LADY STUDIOで収録されてラジオで放送されたライブで,我々日本人にとっては,「THE LAST TEMPTATION」アルバムのボーナスCD「LIVE AT ELECTRIC LADY」でお馴染みの音源なのだ!あのライブって,生々しくてよかったでしょ?ブートだから若干音質は劣るが,気になるほどではない。あのボーナスCDにはあって,ここにはないのは,「POISON」なんだけど,それは許容範囲。あの当時のツアー以降演奏していない曲も入っているし,往年の名曲もシンプルに演奏されているし,これは俺のお気に入りだ。見かけたら,買っておくべきだと思う。 |
SNAKES AND DEAD BABIES |
INTERVIEW |
ブックオフ(笑)で手に入れたブートCD。当然ライブだと思うだろうが,「THIS ALBUM DOED NOT CONTAIN MUSIC」という但し書きが示すように,これには音楽は入っていない。インタヴューだけだ。当然,何をしゃべっているのかわからないし,いつ頃のインタヴューかもわからない。エピックから出たものではないという但し書きもあるので,その頃のインタビューであることは推測できる。楽しそうに笑ったりしちゃってるが,何がおかしいのか・・・。英語が理解できないことがもどかしい。文章なら訳せばいいけど,しゃべりでは手も足もでない。一般人どころか,マニアでも手を出す必要がないと思うが,ディープな領域に踏み込みたい人,英語はペラペラよ!という人ならいいかもしれない。俺にとってはジャケットしか価値がありません。 |