愛媛陸上競技協会(関谷勝嗣会長)の役員を務める県立高教諭が生徒に指示し領収書に他人の名を代筆させていた問題で、同協会の役員らが21日、松山市内で記者会見し、代筆された領収書が延べ23人分になることを明らかにした。関谷会長は「署名をもらう時間が間に合わないと正直に報告すればよかったのではないかと反省している。ご迷惑をお掛けしました」と謝罪した。
同協会によると、代筆があったのは、06年8月と12月に西条市と大洲市で行われた強化合宿に参加した国体強化指定選手の旅費の領収書。教諭から19日に役員辞任の申し出があったという。【加藤小夜】
毎日新聞 2008年3月22日