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27日午後11時10分ごろ、大阪市東住吉区矢田7丁目の大和川河川敷で、近くに住む小学6年生の小川成樹(おがわ・せいじゅ)君(12)が土の中に埋まっているのを、警察犬を伴って捜索中の捜査員が発見した。
小川君は運ばれた病院で死亡が確認された。また、河川敷では、小川君が弟と穴を掘って遊んでいたといい、詳しい状況も調べている。大阪府警は事件と事故の両面で捜査、遺体を司法解剖して詳しい死因を調べる。
調べによると、小川君が見つかった河川敷の穴の大きさは、長さ170センチ、深さ180センチ。
小川君は同日午前9時ごろから10時ごろ、弟と川へ遊びに出かけ、弟がいったん帰宅した後に河川敷に戻るといなくなっていた。その後、友人らと行方を捜していたが見つからなかった。
午後8時ごろになって、小川君の祖母が「兄弟で一緒に遊んでいたが、兄だけ帰ってこない」と110番通報。府警と東住吉署では、警察犬を使い、捜索を開始。遺体を発見した。小川君は小学校を卒業したばかりだった。現場は近鉄南海線矢田駅の南約1キロ。大和川にかかる行基大橋南詰めの河川敷で、付近には資材置き場、駐車場、野球場などがある。
(2008年3月28日06時02分 スポーツ報知)