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チベット暴動:僧侶ら「自由ない」と取材団に直訴

 【中国総局】大規模暴動の起きたチベット自治区ラサで27日、中国政府の許可を受けた外国メディアの取材団が市中心部のジョカン寺院を訪れた際、約30人のチベット人僧侶が「チベットには自由がない」などと訴える騒ぎが起きた。

 AP通信によると、僧侶らは涙を流しながら「ダライ・ラマ(14世)は暴動とは関係がない。中国政府が言っていることは正しくない」「これによって逮捕されても構わない」と主張。ある僧侶はラサの現状について「暴動後は軍隊が寺院周辺を警戒していたが、外国記者訪問に合わせ急にいなくなった」と説明した。騒ぎに気付いた当局者は記者らに現場から離れるよう指示したという。

 国営新華社通信は「取材は僧侶に妨害を受けたが、まもなく再開された」と報じたが、僧侶らの主張には一切触れなかった。

毎日新聞 2008年3月27日 14時40分(最終更新 3月27日 19時19分)

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