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中国との関係悪化を懸念 インド、「聖火リレー妨害させぬ」

2008.3.27 01:26
このニュースのトピックスアジア・オセアニア

 インドのナラヤナン国家安全保障顧問は26日、ニューデリーでの講演で、北京五輪の聖火走者が4月にインド国内を走る際に「(同国内の)亡命チベット人らの抗議行動により妨害されない」と述べ、万全の警備態勢を取ると表明した。

 PTI通信によると、ニューデリーの中国大使館はインド政府に対し、4月17日から2日間、インドで予定される聖火リレーで警備が十分でない場合は中止の可能性があると打診していた。

 インドはチベット亡命政府を北部ダラムサラに受け入れ、10万人規模の亡命チベット人がいる。一方で改善している中国との外交関係悪化を懸念している。

 ナラヤナン顧問は「チベットは中国の一部」と述べ、内政干渉はしないことを強調する一方、中国と隣国パキスタンとの軍事関係強化には強い警戒感を示した。  (共同)

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