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2008年03月26日
【図解】クランクプーリー
今年初めてほぼ定時退社を成し遂げたちゃぼです、
こんばんは(笑)
いやいや、”明日は明日の風が吹くぅ♪”ってな調子で緊急脱出こいたんじゃなくて、たまたまですよタマタマ(汗)

ネットで検索してみたんだけど、クランクプーリーが写ってる画像ってなかなかないですね。あってもエンジンの何処に付いてるものか一瞥(チラ見)して理解できるものは皆無でした。これじゃあエンジンに詳しくない人が理解できないんじゃないかと思いまして、ホ○ダのHPからちょいと画像を拝借してぬり絵してみたんです(笑)

↑はフィットのエンジンL13AのベースとなったロゴのエンジンD13Bの透視図で、赤く色付けしてるのがクランクプーリーです。が!!プーリーの形からして違います(汗)

更にあちこち見ると、か〜な〜り違うけどクランクシャフト直結って基本レイアウトは変わらないし、他に適当なのがなかったからこれでガマンしてね(大汗)w


このプーリーの先に小さいプーリーが見えますが、ソレの先に付いてるのがオルタ(発電機)です。バルブがチャカチャカ動きつつピストンがシリンダーの中をシコシコ上下してクランクシャフトをグルグル回すんです。クランクシャフトの反対側にはフライホイールってはずみ車が付いてて、その先のミッション〜駆動軸〜タイヤ経由で車を走らせる力が路面に伝わっていくんです。

その一方でクランクプーリーも一緒にグルグル回ってオルタに回転を伝えるってカラクリなんです、エンジンが発生させた回転エネルギーの一部を使ってね。この負荷を幾らかでも低減できたら?ってお考えになったのがあの赤いお方だったワケですぞ♪





さてさて、ココからが本題(爆)w


こんな話を聞いたことありませんか?


ホンダのエンジンはSOHCのくせにDOHC並に回る』

とか

『距離を走ってもカタカタ煩わしいメカノイズが発生しない』

なんてね。




愛車紹介には登録してないけど、実はちゃぼはカ○サキ以外のバイクを10数台乗り継いでいるんです。乗り継ぐと言ってもロクに走りもせず短期間でポイポイ乗り換えたんじゃなくて(中にはそんなのもあったけど)レース用とか通勤用とか目的別に数台所有してたのが結構続いたから気付いたらそうなってたワケで、これじゃ嫁さん探すヒマないわな(自爆)w

まあ、そんなコトは置いといて(汗)10数台乗り継いだ上に、ツーリングやらで店の中古車乗りまくった結果だけど、やっぱり前述した台詞の通りなんですよ。特に中古でバイク屋に入ってきたエンジンの差は歴然!!ホンダに近い印象を持ったのはヤ○ハで、流石『HY戦争』を繰り広げてきたライバルだけのことはありましたね。その洗練し過ぎたケレン味溢るるスタイルが原因で整備性は数段落ちたけど、基礎はしっかりしてるって感じでした。




残りの2メーカーはと言えば、



1・2フィニッシュの次の3位4位と書けば多少はカッコイイかもしれないが、所詮はブービーとドベ



セルを回してエンジン掛けたとたん、



カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ
コトコトコトコトコトコトコトコトコトコトコトココトコトトコトコトコト


カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ
コトコトコトコトコトコトコトコトコトコトコトココトコトトコトコトコト


カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ
コトコトコトコトコトコトコトコトコトコトコトココトコトトコトコトコト



・・・(汗)



それだけじゃありません。



店に遊びに行ったらエンジン分解してる最中で、否応なく助手に駆り出されたけど、代わりに面白いモノをいっぱい見せてもらえましたぞ♪流石はブービーとドベ、造りからして違いましたね。



賢明な方はもうお分かりですね、



そうなんです。ホンダのエンジンは精度が高いから↑の結果となるのです。敢えて新方式を採用しなくても従来の方式を煮詰めることによって設計時の目標数値を達成してしまうんですね。個人的にはエンジンはアチコチ弄りまくるよりクランクプーリーだけ換えてスイスイ走り回る方が理に適ってると思います。

え?XRですか?アレは特別ですよ特別w、フィットは四六時中バトルするために買ったワケじゃありませんから(汗)w

まだ迷ってる人は画像をよ〜く見て逝くかどうかお決めになれば宜しいかと思いますよ。






Posted at 2008/03/27 0:44:16
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この記事へのコメント
2008/03/27 03:42:13
コレは!!(゜ω゜*))))!!!!理解しやすい♪

すごい解りやすいでつ( ̄∇ ̄;)

径を小型化するということは、オルタの発電量は多少は減るかも(?)ですけど、オルタへの配分を少なくする「分」だけ実際の「走りの分」へもっていけるということなんですねぇー♪

すごく参考になりました♪ありがとうございます☆☆☆

コメントへの返答
2008/03/27 23:01:39
どういたしまして♪

どうですか?胡散臭いヲカルト・パーツじゃ
なかったでしょ?(爆)w


>オルタの発電量は多少は減るかも

電圧計の表示は装着前後で殆ど変わりません。新車から2年ちょい使ってるノーマルバッテリーで2ヶ月も乗ってるのにノントラブルなので、発電量低下は安全マージン内と思って間違いないでしょう。

2008/03/27 09:32:36
その対極が模型用エンジンですね。

オルタやクーラー用コンプレッサーなどは勿論ついてないばかりか、フライホイールもありません(さすがにボート用はプロペラがあまりに小さすぎるので、フライホイールを付けていますが)。

その代わり、レスポンス最高、最高回転は20000rpmオーバー、リッター当たり200馬力オーバーです。

しかし、クランクシャフト周りの慣性重量があまりに少ないので、振動出まくり(ジュラルミンシャーシーが数百フライトで割れます)、アイドリングは2000rpmもままならず、3000rpm位でやっと安定。
コメントへの返答
2008/03/27 23:00:37
う〜む、模型用エンジンって過激なんですね(汗)

やはりorangerunnerさんの強みはそれらを触ってるうちに得た知識と経験だと思います。

モノが単純なだけに誤魔化しが効かないし、全開〜全閉を繰り返しながら飛ばしたり走らせたりするから、ナニをどうすれば、ああなる、こうなる、ってのが感覚的に身に付くでしょうね。

ちゃぼみたいにオフロード走行で身をもって思い知らされるより、体は痛くならないし(笑)

あとはソレを車に応用するだけですしね♪


2008/03/28 01:14:54
はじめまして。本田技研工業株式会社のウェブサイトから画像を引用・転写して二次加工されたんですか。私もカタログの透視図にほだされてNコロ辺りからホンダ(4輪ですが)に嵌った時期もありました。

閑話休題、上の透視図ですが、当然の事ながらホ○ダこと本田技研工業株式会社のサイトからの「拝借」と謳われている以上、同社の了解を得て透視図を使っておられますね?良いものを多くの人々に勧めるのは大いに結構!と思いますが、ふと気になったもので。もし、ちゃんと筋を通しておられたなら、下衆の勘ぐりですぞ。と笑って頂いて構いませんよ。

ホンダのエンジン設計がそこまで突き詰められたベストなものであると理解されていながら、何故敢えて改造に走るのか。ちゃぼさんの「若さゆえ」なのでしょうね。私も昔は・・・人のことは偉そうに言えません。良くSFの老練なオヤジさんメカニックに、こんないじり方してバランス崩すんじゃない!と良く怒鳴られ、逆らいを繰り返したものです。



 
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