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経済

<全日空>三菱重工の国産ジェット機、25機の購入決める

3月27日20時56分配信 毎日新聞


<全日空>三菱重工の国産ジェット機、25機の購入決める

三菱リージョナルジェット(MRJ)の模型前で握手する三菱重工業・佃和夫社長(左)とプラット&ホイットニーのスティーブン・フィンガー社長=東京都港区で2007年10月9日、木葉健二撮影

 全日本空輸(ANA)は27日、三菱重工業が開発している国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を購入すると発表した。10機の予約発注権を含む計25機を調達する。これを受け、三菱重工は28日にも事業化を正式決定する見込みで、プロペラ機「YS11」以来、約40年ぶりの国産旅客機事業が始動する。

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 MRJの発注を表明したのはANAが初めて。86〜96人乗りの「MRJ90」を2013年から順次導入し、主に地方都市同士を結ぶ路線に就航させる。

 ANAは1月に新機種選定委員会を設置。ブラジルのエンブラエル機を比較対象に、座席数90〜100の小型機導入を検討してきた。その結果、MRJが燃費効率に優れ、低騒音や二酸化炭素の排出量も少ないと評価。三菱重工から長期間、部品の供給が受けられるなど、維持管理面も他機に勝ると判断した。

 現在、24機を保有している米ボーイングの「B737−500」より燃費効率は約40%改善し、15機を運用した場合で比較すると年約50億円の経費削減が見込めるという。

 MRJの実機完成はこれからで、新機種選定委メンバーの岡田晃執行役員は「実績がないのは事実だが、三菱重工を信頼している。選定は公明正大に行った」と述べた。日本航空(JAL)は検討対象としつつも、購入判断を留保している。【後藤逸郎】

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最終更新:3月27日23時1分

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