<華南トラ>TV局記者ら4人、ビデオねつ造で取り調べ―湖南省平江県 |
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2008年3月26日、湖南省平江県のテレビ局記者が、ほぼ絶滅に近い状態にある「華南トラ」のビデオ映像をねつ造したとみられる事件で、同記者を含めて計4人が当局の取り調べを受けていることがわかった。中国新聞社が伝えた。
この事件は河南省平江県のテレビ局記者である呉華(ウー・ホア)が今月19日、同県の山中で「華南トラ」をビデオで撮影したとして約20秒の映像を公開した。ところが不自然な点が多いとして、湖南省林業庁が派遣した野生動植物の専門家チームが今月20日〜23日、現地を調査。その結果、野生のトラが生息している事実は確認できなかった。
この結果を受けて同庁は24日、公安や紀律検査監督部門などと調査チームを結成。調査の結果、このトラは同省を巡回中のサーカス団が飼育していた東北トラで、わざわざ撮影のために連れ出していたことが判明した。現在、当局によってこの記者を含む4人が取り調べを受けているという。
「華南トラ」をめぐっては昨年秋、陝西省の猟師が撮影した写真が「43年ぶりの大発見」とスクープ扱いとなったが、その真贋をめぐって大論争が勃発していた。(翻訳・編集/NN) |
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