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<ねんきん特別便>19日発送分の約2万通に誤り、再送へ

3月27日19時24分配信 毎日新聞


 社会保険庁は27日、19日に発送した280万通のねんきん特別便のうち、1万9827通には他人の年金記録が印刷されていたり、空欄のまま送られていたと発表した。28日中におわびを同封し、正しい記録を郵送するという。「3月中に通知を終える」とした政府公約を守れるかどうかについては「通常の郵便事情なら3月中に届くことを期待する」とコメントしている。

 誤りは遺族年金の記録に関するもので、他人の記録を印刷していたのが9909通、空欄が9918通。

 昨年12月に始まった特別便の発送に際し、社保庁は年金記録が入った磁気テープを印刷業者1社に1本ずつ渡してきたが、「3月中」を意識して処理を急ぎ、今回ミスをした業者には3本同時に渡した。社保庁は複数のテープを同時に処理すると他人の記録が入り交じる恐れを認識していたが、業者には説明せず、事後チェックもしなかった。再送には500万円かかるが、「注意喚起をしなかった社保庁側のミス」として、業者には負担を求めないという。

 ねんきん特別便をめぐっては、最初に郵送した103万通が「分かりにくい」との批判を受け、修正のうえ再送する騒ぎがあったばかり。【吉田啓志】

最終更新:3月27日19時24分




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