4月26日に長野市で実施される北京五輪聖火リレーをめぐり、長野市の実行委員会は27日、チベット情勢などを考慮して警備態勢を当初の計画よりも強化することを決めた。
リレーは4月26日午前8時半に善光寺をスタート。野球日本代表の星野仙一監督やタレントの萩本欽一さんら計80人が約18・5キロを走る。
警備については、沿道や式典会場にスタッフ、ボランティアのほか、警備員を配置。当初、沿道の警備委託費450万円を計上していたが、警備員増員のため600万円に増額した。
長野県警も警備の詳細について検討を進めている。
ランナーが走る順番や区間については「警備上の問題」から3日前の4月23日に実行委が発表する方針。