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無保険などで31人が死亡 07年、受診遅れと民医連
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全日本民主医療機関連合会(民医連・東京)は25日、国民健康保険の保険証がないなどの理由で受診が遅れ死亡した人が昨年1年間で全国で31人いたと発表した。
全国の民医連加盟の医療機関などを調査、18都府県から事例が報告された。その他の道県からは報告がなかった。
内訳は無保険が15人で最も多く、期間が短い短期保険証が7人、いったん医療費全額を支払わなければならない資格証明書が5人、保険証はあるが経済的理由から受診しなかった人が4人。
男性、60代が多く、無職やパート、アルバイト、年金生活者が8割近くを占めた。死因はがんが14人で最も多かった。都道府県別では神奈川の4人、大阪、福岡、沖縄の3人などが目立った。
(共同通信社)
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