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在宅身障者7・5%増 高齢者増え358万人に
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厚生労働省は24日、在宅で暮らす身体障害者の2006年実態調査(06年7月1日現在、推計)結果を発表した。18歳未満の身障児を含む身障者の総数は、01年の前回調査より7・5%増の357万6100人だった。
18歳以上の身障者は23万8000人増の348万3000人。うち65歳以上の高齢者は20万7000人増の221万1000人と63・5%を占め、厚労省は「高齢者の増加が顕著で、全体の伸びにつながった」と分析している。
一方、身障児は1万1200人増の9万3100人(前回比13・7%増)となったが、厚労省は「前回の推計値が低すぎたので誤差の範囲内。障害者手帳の発行数と比較すると、より実数に近づいた」と説明している。
特に必要と感じている福祉サービス(複数回答可)では、「年金や手当などの所得保障の充実」や「医療費の負担軽減」を挙げる人の割合が大きく増えた。
(共同通信社)
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