奥田特使 温暖化で中国派遣も
政府は、5月に予定されている中国の胡錦涛国家主席の日本訪問の際、7月の北海道洞爺湖サミットで議題となる地球温暖化対策について合意文書を作りたいとしています。ただ、中国側は新たな温暖化対策の枠組みに加わることには慎重な姿勢で、日中両国の文書作りの交渉は容易には進まないことが予想されています。このため、政府は、できれば福田総理大臣の特使として、日本経団連の前の会長で内閣特別顧問の奥田碩氏を中国に派遣したいとして、中国側との調整に入ることになりました。奥田氏は日本経団連の会長時代に胡錦涛国家主席や温家宝首相と会談するなど中国に独自のパイプがあり、政府内には奥田氏を派遣できれば交渉の進展につながるのではないかと期待する声も出ています。 |
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