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インターフェロンで注意 副作用めぐり厚労省
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B、C型肝炎の治療に有効な抗ウイルス薬「インターフェロン」の治療費助成が4月から始まるのを前に、厚生労働省は27日、医療関係者向けに「医薬品・医療機器等安全性情報」を出し、副作用への注意をあらためて呼び掛けた。
インターフェロンをめぐっては、添付文書の「警告」欄に間質性肺炎、自殺企図が記載されているほか、抑うつや血小板減少による出血傾向などの副作用が挙げられている。
国の助成制度では、患者の所得に応じて自己負担を月額1万−5万円に抑え、残りを国や自治体が負担する。厚労省はインターフェロンを使う患者が年間約10万人に増えると予想、あらためて医療関係者らへの注意喚起が必要と判断した。
(共同通信社)
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