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【社会】

勤務医自殺で労災認定 長時間労働などでうつ病

2008年3月27日 11時40分

 栃木県で2002年6月、男性勤務医=当時(38)=が自殺したのは長時間労働やストレスで発症したうつ病が原因として、鹿沼労働基準監督署(同県鹿沼市)が労災認定したことが27日、分かった。

 鹿沼労基署によると、男性は埼玉県内の病院などで勤務後、02年に栃木県内の病院に移った。同年5月に医療ミスを起こし、6月に飛び降り自殺した。

 同労基署は「埼玉の病院では長時間労働があった。医療ミスの後、ストレスでうつ病を発症したが、病院側のサポートが不十分だった」としている。

 遺族が昨年6月、過労死だとして労災申請していた。

(共同)
 

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