駐車車両への激突事故は
2月1日(金)の18時25分頃、甲州街道(国道20号線)の、あれは調布付近だろうか、事故直後(約10分後?)の現場を見た。
上り方向、片側2車線の、左側の車線に、乗用車を積んだキャリアカー(満車ではない)が駐車しており、後方から走ってきた1ボックス車が、左前輪またはその付近からキャリアカーの右側の渡り板に乗り上げ、衝突して横転、という態様らしかった。1ボックス車の左前輪付近がぐしゃっとつぶれ、キャリアカーの右側後部が損傷していた。
上り方向の2車線は完全にふさがれ、下り方向の2車線を、警察官の指示にしたがって上りと下りとで分け合い、もう大渋滞。
じつはその少し前に、自動二輪がキャリアカーに衝突したらしい。路地に、前輪のフォークがぐしゃっと曲がった、ちょっぴり暴走族仕様(?)の自動二輪があった。
なんで、駐車中のキャリアカーなんぞに、ぶつかるのか。
キャリアカーの尾灯等が暗かったとしても、主たる原因は、ぶつかったほうの前方不注視であり、そこにスピードの出しすぎも加わったりするんだろう、というのが私の考え。
しかし、前方不注視は、人間たる運転者にありがちなことであって、キャリアカーのほうも、貨物の積卸しのための5分を超える停止であってもなくても、1車線をふさぐからには、後方から走行してくる車両への注意喚起の措置をとるべきはず。
とったのかとらなかったのか、とったとしてどの程度だったのか、本件では不明。
では、こういう事故が起こったとき、キャリアカーの側は、事故について刑事責任を問われるのか。
片側3車線の、左側の車線をふさいで駐車していた車に、競技用の自転車が2台衝突して2人が死亡した事故で、千葉県警は駐車車両の運転者を自動車運転過失致死傷で書類送検したという。
それってどうのか…については2月末発売の『ザッカー』で書くんだった。原稿に戻らねば!
改訂新版 なんでこれが交通違反なの!?―警察では教えない126の基礎知識 著者:今井 亮一 |
いま発売中の『週刊新潮』に、<<「怪文書バラまき」を指南するカリスマ女性「離婚カウンセラー」>>との、見開き2ページの記事。
この「離婚カウンセラー」は、池内ひろ美さんじゃないよ。
こういう週刊誌の記事は、どこまで本当なんだ? という気もするけれども、しかし、はは~、もしかして、東京地裁で昨年傍聴したあの事件の背景に、つながってたりして? と傍聴中毒者(この単語、初出)の妄想はふくらむのであった…。
ある日、突然、匿名掲示板から匿名機能が失われて、それまでのカキコミがぜーんぶ、誰が書いたか明らかになったら、うっわぁ~!! こういうカキコミをするのは、こういう背景の人物だったのか!! ほんの数人がこれだけの煽りをやってたのか!! とか仰天したりして。そして週刊誌は、その数人が掲示板に張り付くための資金を誰が出していたか、追っかけたりして。
匿名掲示板から匿名機能を失わせるウィルス…とか言ってないでとっとと原稿書けよ! はいっ!
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交通違反でつかまっても困らない本 著者:今井 亮一 |
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