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医師不足改善へ、麻酔科医と産科医に歩合手当…兵庫県医師不足を改善するため、兵庫県は、県立病院の麻酔科医と産科医に歩合制の診療手当を支給することを決めた。麻酔件数や危険度の高い妊婦の担当人数に応じて支給することで、医師の年収を100万〜300万円程度引き上げるという。 麻酔科医が全身麻酔を行った場合、その時間に応じて1900〜6800円を支給。産科医は、切迫流産の危険性があるなどリスクの高い入院妊産婦を担当した場合、1人につき1日1300円を支給する。休日などに出産を介助した場合にも、従来の超過勤務手当と別に1件1万円を支払う。4月から実施する。 県病院局によると、姫路循環器病センター(姫路市)が麻酔科医不足のため脳外科の深夜の救急対応ができなくなるなど、12の県立病院は医師不足が深刻で、「待遇充実で、医師の公立病院離れを食い止めたい」としている。 (2008年3月27日 読売新聞)
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