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NTTコムなど、日・中・韓・台−米国間光ケーブル建設へ
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は25日、米AT&Tや中国チャイナテレコムなどと共同で、中国、韓国、台湾、日本と米国間を結ぶ光海底ケーブルを建設すると発表した。総投資額は700億円強。NTTコムは約80億円を負担する。
新海底ケーブル「トランス・パシフィック・エクスプレス」は、中国南部のチョンミンから韓国、台湾を経由して米西海岸のネドナビーチに達する南ルートと、中国から日本の千葉県南房総市経由でカリフォルニアを結ぶ北ルートの2経路で構成する。総延長は1万8000キロメートル、伝送容量は最大毎秒5・12テ ラビット。
南ルートはすでに建設に着手しており、完成は8月の予定。北ルートは
09年初頭に日中間が完
成し、2010年初頭の全面完成を見込む。3社のほか、中国チャイナネットコム、韓国KT、米ベライゾンビジネスなど北東アジア、米国の大手キャリアが参加している。
(掲載日 2008年03月26日)