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お産:4月以降休止予定、県内でも3病院--厚労省調査 /広島

 厚生労働省が実施した産科医療機関の調査結果が25日発表され、県内でも今年4月以降、産婦人科医不足で新たに3病院がお産の休止を予定していることが分かった。

 県医療対策室によると、4月以降でお産を休止予定の医療機関は、マツダ病院(府中町、4月以降休止)▽呉共済病院(呉市、4月以降休止)▽公立みつぎ総合病院(尾道市、4月以降休止)の3カ所。いずれも今後は、近隣の医療機関が妊婦を受け入れるという。また、呉医療センター(呉市)は里帰りお産を制限するという。

 県内はこれまでに、05年4月に庄原赤十字病院、同7月に大竹市の広島西医療センター、07年4月に福山市民病院が、それぞれお産を休止してきた。

 県は、医師を新たに確保すると共に、現在働いている医師の労働環境を改善するため、地域でお産拠点病院を決め、そこに医師を集約する体制作りを進めている。また、「妊婦検診は地域の診療所」「お産は病院」という役割分担をすることで、病院勤務医の外来の負担を減らしていく方針。【大沢瑞季】

毎日新聞 2008年3月26日 地方版

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