【 ここから本文 】
Microsoftウォッチ
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
Windows XP SP3のリリース、4月後半で確定か
Vista SP1のリリース日を的中させた人気Webサイトが断言
(2008年03月25日)
「TechARP.com」は、Windows製品に関するかなりディープな情報を、いち早くスクープしているITポータル・サイトだ |
Vista SP1正式版のリリース日をスクープするなど、Windows情報に詳しいマレーシアのWebサイト「TechARP.com」は3月20日、Windows XP Service Pack(SP)3のリリースは、4月後半になると報じた。
TechARP.comによると、Windows XP SP3は、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、スペイン語の7言語に対応したものが2008年4月後半にリリースされ、それから約21日後に、そのほかの言語に対応したものがリリースされるという。
米国Microsoftの広報部はこの件に関するコメントを拒否し、「Windows XP SP3のリリースは、2008年第1四半期を予定しているが、顧客からのフィードバックを最優先事項として踏まえ、最終的な時期を決定する」と、従来からの説明を繰り返した。
MicrosoftでWindows XP SP3に関する最後の動きがあったのは、2月半ばだった。このときMicrosoftはWindows XP SP3のRC(リリース候補)第二弾を、ベータ・テスター向けに配布した。
しかし、それから約2週間後、Windows XP SP3の最新版とされるものがインターネット上に流出するという騒動が起こった。この騒動についてMicrosoftは、当初ノーコメントとしていたが、先週になり、インターネットに流出したのは、ビルド番号「5503」の本物であり、同社がRC第二弾以降、一部のベータ・テスターに配布した最新版であることを認めた。なお、Microsoftは一般ユーザーに対し、ビルド番号5503をダウンロードしないよう、以下のように警告している。
「現在インターネット上に流出しているビルド番号5503は、パブリック・リリース用ではない。同ビルドはMicrosoftが確認していない“改造”が施されている可能性がある。マルウェアに作り替えられているかもしれないし、Microsoftがテストしていない、問題のあるコードが含まれているかもしれない」
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)
[米国/国内]Microsoft、一般ユーザー向けWindows XP SP3 RC版を公開
同社広報は「あくまでもテスト目的のRC版」と強調
[米国]Vista SP1のダウンロード要件に怒りの声――互換性に問題のあるデバイス・ドライバが多すぎる
Vista公式ブログに多くのユーザーが不満を書き込み
[世界]マイクロソフト、一般ユーザー向けVista SP1を配布開始
自動更新による配布は4月中旬の予定
[米国]【Principled調査】Windows XPとVista SP1のパフォーマンス比較、一部タスクでXPに軍配
全体ではほぼ互角のパフォーマンスと結論
[米国]次世代「Windows 7」を待ち望む企業が増加――マイクロソフトはVistaのアピールに必死
Vistaへの移行が進まない背景に次世代OSの存在あり