(08/03/25)
3000億円程度の資金流入に
=2月の公募株式投信―大和ファンド・コンサル=
大和ファンド・コンサルティングが25日まとめた2月の投資信託マーケットの資金流入動向によると、公募株式投信への資金流入額(設定額から解約額を差し引いた金額)は、ほぼ前月並みの3149億円となった。安定資産とされる債券を中心に投資するファンドに資金が集まる一方、株式や不動産投資信託(REIT)を組み入れたファンドからの資金流出が目立った。米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題に伴う金融市場の混乱を受け、個人の安全志向が鮮明になった格好だ。
調査は、約2500の公募株式投信を対象に行われた。個別の内訳を見ると、もっとも資金が集まったのは、国際債券グローバル型(日本除く)で、1240億円。日本を含む国際債券グローバル型への流入額も1000億円を超えた。一方、資金流出額がもっとも多かったのは、国際株式債券バランス型の443億円で、国際債券北米型、国際REIT型などが続いた。(了)
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