米国防総省は25日、2006年に台湾に誤って、弾道ミサイルに搭載された核弾頭を爆発させるための起爆装置を輸出していたことを明らかにした。台湾の注文はヘリコプター用の電池だった。核弾頭本体ではなかったものの、同省ではなぜ起爆装置が輸出されたのか現在調査している。導火線は米国に返却された。同省によると、中国にも連絡したという。(ワシントン 有元隆志)