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経緯度表示標を贈る/県土地家屋調査士会

2008年03月26日

写真

中村会長から経緯度標を受け取る児童代表ら=宇佐市の四日市南小で

 自分たちの学校が地球上のどこに位置するかを知ってもらおうと、県土地家屋調査士会(中村宏道会長)が25日、宇佐市の四日市南小学校(渡辺利幸校長、267人)に、人工衛星を利用して調べた経緯度表示標を寄贈=写真。校庭の一角に北緯33度31分37秒、東経131度19分43秒と記された標が設置された。

 寄贈は県内では初めてで、中村会長は「経緯度標は住所と同じ。地図などに興味を持ち、学習に役立てて下さい」とあいさつ。今後、年に3、4カ所のペースで、県内の小、中学校に贈るという。

 同会によると、四日市南小の経緯度標は打ち上げられている人工衛星24機のうち8機を使い、目盛りも極めて正確な「世界測地系」に基づいて調べた。毎年、同じ位置を観測することで、地殻変動などの動きも知ることができるという。

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