当社は、浜岡原子力発電所について、敷地に影響を与える最大の地震を考慮して設計・施工しており、このことは国による安全審査でも確認を受けています。また、建設後についても、常に最新の知見に基づき耐震性の確認を行っており、安全性は確保されています。(中部電力)
“国による安全審査でも確認を受けています。” を過大評価してはいけません。 原子力安全委員会の審査を通ったと言うことです。安全委員会の委員が報告書の設計を追試してこれを確認することは物理的に不可能です。数百人の設計者と数十億円という膨大な費用と数十ヶ月の期間をかけて作成された設計・資料について、実際に設計に関わった事もない個々の委員(大部分は大學教授)がその安全性をチェックすることが私には不思議におもえました。安全委員会の某委員(元) に“どうゆう方法でチェックするのか”を個人的に質問したところ、申請された十センチ以上の厚みの設計書類を見せ、“一見不都合がなければ“建設可”としるしかない“ とのことでした。これでも安全審査はあったほうが良いのでしょうが、”国による安全審査“ は会社の責任逃れの口実と市民に”安全性”にたいする誤解を与えます。
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