最新KCTニュース

[2008年3月25日(火)の KCT TVニュースから]

天満屋倉敷新店 開店準備急ピッチ(倉敷市)

今月29日にJR倉敷駅前にオープンする天満屋倉敷店では、開店へ向けた準備が急ピッチで進んでいます。
開店準備は、きょうから搬送された商品を陳列する作業に入りました。大阪や福山など近隣店舗の従業員も応援に駆けつけ、きょうは、作業をするスタッフが入店手続きに時間がかかり長い列もできました。店内では、およそ1000人が作業にあたり、梱包されたダンボールから商品を取り出し棚へ並べていきました。婦人服売り場となる3階では、モダンテイストなフロアの雰囲気などをイメージしながら衣装の並びや展示を考えていました。商品の陳列作業など、開店へ向けた準備は、きょう、あすでほぼ終わるそうです。今後は、従業員の館内教育や、客の誘導方法を確認したりして29日のオープンを迎えます。

倉敷市市立大学審議会(倉敷市)

倉敷市立短期大学の4年制移行など新大学のあり方を審議する倉敷市立大学審議会の5回目の会議が開かれました。
審議会には学識経験者や教育関係者など委員10人が出席しました。今回の審議会では公立大学法人制度を導入した場合の大学の運営形態や経費などについて話し合われました。この中で出席した委員からは、「現在の短大の形態を公立法人化し、現場の裁量を広げた上で改革を実践していき、その経営努力の結果を踏まえた上で4年制化について検討してはどうか」といった意見が出されました。また、事務局から現在の構想どおりに4年制化した場合の年間6億3000万円の運営資金と、16億3600万円の初期投資額の積算根拠の説明が行われました。審議会では、今後、学部学科構成や定員、開学時期や教育内容などを幅広く審議し、今年夏ごろをメドに答申をまとめることにしています。

総社LRTで要望書(総社市)

総社商工会議所はJR吉備線のLRT化・次世代型路面電車化について総社市に要望書を提出しました。
これまで総社商工会議所ではLRT・次世代型路面電車について有識者に話を聞いたり先進地である富山市を視察するなど調査研究を進めてきました。その結果、LRT自体は、消費電力が少なく環境に優しい、床が低く、乗り降りしやすいなどメリットがある一方で、ラッシュ時の対応ができるか、導入費用を地元負担できるかなど不安材料があることもわかりました。調査研究結果をまとめた総社商工会議所では、24日に行われた総会の中でJR吉備線が総社と岡山を結ぶことから早期に岡山市と連携して都市計画の観点からさらに調査を進め、LRTについての情報を市民へ広く知らせるよう片岡聡一市長へ要望しました。

草野昇さん 満100歳(倉敷市)

倉敷市福田町の特別養護老人ホームに入所している草野昇さんが、100歳の誕生日を迎えました。
草野さんの誕生日を祝うかのように桜の花が咲き始める中、入所者や職員をはじめ、岡山県や倉敷市からも職員がお祝いにかけつけました。岡山県知事や倉敷市長から祝い状や記念品が贈られた後、施設の職員からは草野さんの似顔絵入りバースデーケーキがプレゼントされました。また、施設利用者や職員が心をこめて折った千羽鶴や花束も贈られました。草野さんは明治41年、3月25日に三重県で8人兄弟の末っ子として生まれ、戦争で中国へ行き終戦を迎えたあとは、倉敷市で80過ぎまで自動車関係の工場で働きました。足が少し不自由ですが、いたって元気です。草野さんの感謝の気持ちに思わず涙ぐむ職員もいました。倉敷市には24日現在、100歳以上の長寿は128人で草野さんで129人目です。

ひだまりの家でお雛様作品展(総社市)

総社市清音の介護予防拠点施設「ひだまりの家」では、住民手作りのお雛様などを展示しています。
住民の憩いの場として親しまれている「ひだまりの家」では、3月3日から4月3日までのひと月間お雛様作品展が開かれています。それぞれの家庭からひな祭りを終えた内裏雛などを持ち寄り、生け花と一緒に飾りました。また、「ひだまりの家」で手芸を楽しんでいる利用者たちが手作りした雛人形やひな祭りにちなんだ写真作品なども展示されています。着物のはぎれや千代紙などで作られたお雛様には、ちょっとした工夫がほどこされていて可愛らしい作品になっています。この日は、高梁市川上町から社会福祉協議会の視察団が訪れ住民手作りのお雛様作品展を興味深く観賞していました。

(最終更新 03/25-19:16)


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