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食品提供の指針 全国に通知へ

食品表示をめぐっては、最近も、台湾産などのうなぎを国産と偽って販売したり、アブラボウズという魚を高級魚のクエと偽って販売したりする不正があとを絶たず、消費者の信頼が大きく揺らいでいます。このため、農林水産省は、問題の再発防止を図るため、全国の食品会社に法令を守る態勢や内規の整備を促すための指針をまとめ、業界団体を通じておよそ11万の食品会社に通知することになりました。指針は、消費者への安全な食品の提供を会社の基本方針とすることや、食品の品質管理を適切に行うことなど、5つの基本原則を示したうえで、経営者が先頭に立って行動規範を作ったり社員の教育を行ったりすることを求めています。また、業界団体には、信頼の回復に向けた自主行動計画を作って着実に実行に移すとともに、再発防止に関する会員企業の相談に対応するよう求めています。これについて、若林農林水産大臣は、記者会見で「食品会社はその存立を懸けて法令を守る態勢を整備し、消費者の不信を買うことがないよう努力しなければならない」と述べました。
もどる3月25日 16時13分
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