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「袋が余った」 韓国産ヒジキを「長崎産」と表示販売
長崎県は25日、韓国産干しヒジキを「長崎産」と表示し販売したとして、長崎市の水産加工会社「やま庄」(長崎市)に、日本農林規格(JAS)法などに基づき適正表示を行うよう指示した。商品は鹿児島、宮崎、大分、熊本などで販売されており、県は自主回収も求めた。
同社の松尾晶子取締役は「長崎産と印刷された袋が余っていたから使用した。JAS法を知らなかった。認識不足だった」と説明、袋を替えるなどの改善措置をとったという。
県によると、同社は平成17年10月から20年2月の間、韓国産干しヒジキを「長崎県産」としたほか、原材料名の欄にも「長崎近海ヒジキ」と記載。2商品で計約380キロを販売していた。
先月、県に匿名の告発メールが届き発覚した。