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桜も咲いて、オフィス街や通勤電車にはフレッシュマンとおぼしき人を見かける季節になった。諸先輩方は、そんな新入社員にどんな本を読んで成長してもらいたいか。 ORICON STYLEでは、20代、30代、40代を対象に、新入社員にオススメの1冊をインターネットで調査した。
その結果、「新入社員に薦めたい本」第1位は【三国志】。理由は、「人との付き合いなど、昔の知恵が満載だから」(愛知県/30代/男性)、「広く人間関係を円滑にする要素が含まれている」(埼玉県/40代/女性)など、“人間関係を学べるから”という声が圧倒的多数だった。社会人としてまず身につけるべきは、知識やスキルよりも人間関係ということのようだ。
2位は『竜馬がゆく』、『街道をゆく』などの【司馬遼太郎の本】。「人間として成長できる本だから」(大阪府/40代/男性)という意見をはじめ、「日本人の特性が見えてくる、国際人としての第一歩になる」(愛知県/40代/男性)、「日本のことが良くわかる。日本の進むべき道に関するヒントが書いてある」(東京都/40代/男性)など、「国際性を養うために、自国の歩んできた道を知るべし」という意見が多かった。
3位は【マナー本】。「学校や会社で教わるものではなく、社会人として自ら学び身に付けておくべき常識なので」(大阪府/40代/男性)、「自分のためにも会社のためにもなります」(福岡県/女性/40代)。うっかり上座に座ってしまったり、おかしな言葉遣いで眉をひそめられたりなど、「知らなかったために、とんだ赤っ恥をかいた」なんてことがないように、基本的なマナーは、知っておいて損はないはず。
というわけで、1位、2位の上位はともに【歴史モノ】。先輩たちは、新入社員たちに対して、仕事のスキルや、段取りよりも「人間的に大きく成長して欲しい」、「日本の将来を考えて欲しい」と考えているようだ。
そして、こんな一言も。「読解力を身に付けてほしい。とりあえず何でもいいから本は読んでほしい」(埼玉県/女性/40代)。本は知識の宝庫。先人たちの豊かな経験を体験できる最強のツールなのだ。
(07年3月2日〜3月6日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、20代、30代、40代の、登録属性で「会社員(事務系/技
術系/その他)、公務員、経営者・役員、契約社員・派遣社員の方」、男女各150人、合計900人にインターネット調査したもの)