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お願い(泉誕生日記念&キリ番小説 一話完結)
日時: 2007/06/24 00:12
名前: HAL
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/patio.cgi?mode=view&no=702

こんばんわHALです♪

カノカレが終盤のくせに一話完結短編泉お誕生日おめでとう小

説(長い)をアップします。…しかも数日遅れですしw

ではお楽しみあれ♪

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         「お願い」


今、僕は執事の仕事…ではなく、今日は休日なので繁華街に来

てます。というのも先日学校で…




「ハーヤ太君♪」

「あ、瀬川さん。こんにちは。何か御用ですか?」

「日曜日ってヒマじゃない?」

「日曜日は…一応休日になってますけど…」

「じゃあ、ちょっと付き合って欲しいな。ダメ?」

「いいですけど…」

「ちなみに、付き合ってくれない場合、動画研究部の『ハヤ太

 君秘蔵映像』が流れるよ♪」

「…イエッサー」




…回想終了。もはや、あれは脅しの範囲でしょう。…そんな物

いつ撮ったんでしょう?

「あ!ハヤテくーん!!」

名前を呼ばれたんで振返ると瀬川さんが、手を振りながら走っ

て来た。なんだか子犬みたいで、可愛い。

「ふぅ…ハヤテ君来るの早いね」

…あれ?ハヤテ君って…。まぁいいか。

「いえ、瀬川さんも時間前なんで早いですよ」

瀬川さんは、普段のように髪をまとめないで下ろしている。い

つもの幼さが抑えられてて、少し大人びて見える。ファッショ

ンもなんだか気合が入っているような…。

「だって先に来て、『もう。遅いよー』って言ってみたかった

 んだもん」

「そうですか。で、付き合って欲しいと言うのは…どこか行く

 んですか?」

瀬川さんの顔が急に赤く染まっていく。

「あっ…////あのね…私…ね……//す、好きな人が居るの…で

 ね、今度…告白…するから…//そう!デートの予行練習に付

 き合って//!」

「………」

僕は言葉が出なかった。だって…僕は瀬川さんが…瀬川さんの

事が…。そんな…。

「ハヤテ君?」

「あ…は、はい。それくらいならいい…ですよ」

「よし、じゃあ、しゅっぱーつ♪」

瀬川さんが僕の手を取る。…やわらかい。

「♪♪♪」

なんだか機嫌がいいし…ちょっと嬉しいですし…でもちょっと

凹みますね、この状態は。…瀬川さんが好きな人…か…。







瀬川さんは最初にファーストフード店に入った。お店に入って

店員さんがスマイルを振りまいている。スマイル0円。それに

抵抗?するように瀬川さんも笑顔を振りまいている。

瀬川さんは注文を頼んでいく。

「ハヤテ君は何味がいい?」

「えっ、じゃあバニラで」

注文が終わると、ちょっとしたらすぐに頼んだ物が出てきた。

…さすがはマ○クですね。

瀬川さんと2階の席に向かい合って座る。…やっぱり可愛いなぁ。

ふと、今日の瀬川さんが化粧をしてるのに気がついた。…予行

練習にしては気合が違いますね。誰だ、その笑顔を向けられる

ことになる幸せ者は…。

瀬川さんは何処に行くかを決めてなかったようで、今から何処

に行くかを決めることになった。

「ハヤテ君どこか行きたい?」

「いえ、瀬川さんの予行練習なら瀬川さんが決めてください」

じゃあ、と言って瀬川さんは最初から決めていたかのように、

行き先を決めていく。

「あ、ハヤテ君そっちのシェイク頂戴」

「あ」

そう言って素早く僕のシェイクを取って飲み始める。…あ…こ

れって…間接キ…////。

「ハヤテ君//じっと見られると恥ずかしかったり//」

「ご、ごめんなさい//!」

「あ!ハヤテ君もこっちのシェイク欲しい?はい」

そういって瀬川さんが僕にチョコ味のシェイクを差し出してく

る。

「い!いいです////!」

きっと僕の顔は真っ赤になってるでしょうね。

「そう?」

瀬川さんはなんだか寂しそうにシェイクを引っ込めた。…惜し

いことしたかなぁ…。













マ○クを出て瀬川さんと僕は道を歩いてます。瀬川さんの予定

ではこの後ショッピングに行くようです。

「今日は人が多いですねぇ」

道は人がごった返しており、ちょっと離れると見失ってしまい

そうです。やっぱり日曜日だからですかね。

「そうだね…そうだ!私こういうのやってみたいんだ♪」

瀬川さんはそういうと僕の腕に腕を絡めて来ました!

「ちょ//瀬川さん?!」

「へっへ〜☆こういうの『あの人』としたいなぁ」

「……そうですか…!」

僕は嫉妬心がありましたけど…もっと気がいってしまう状態が!

「あ…あの〜瀬川さん?やっぱりこういうのは…その〜好きな

 人と…ですね…あの〜」

「ん?何かなハヤテ君☆ほら、人多いからはぐれちゃうかもし

 れないし」

「…なんでもないです」

瀬川さん…ワザとやってる気が…その腕に胸が…////瀬川さん

無駄にニコニコしてますし…確信犯でしょうか。










僕と瀬川さんは一軒の女の人向けのお店に入りました。…僕で

は手が出ない値札のついた服などが所狭しと並んでます。

「じゃあハヤテ君。私はちょっと服見て、試着してみるから待っ

 てってね☆」

「はい」

瀬川さんがお店の奥へと歩いて行きます。…なんだかこういう

女の子のお店で一人でいるのは気恥ずかしいですね//

「彼女ですか?」

「はい//?」

突然後ろから声がかけられ、振返ると店員さんが笑って立って

ます。

「あの笑顔が素敵な女の子はあなたの彼女ですかって聞いたん

 ですよ?」

「いえいえ、違いますよ//!今日はタダの付き添いです//」

…そうですよ。僕は瀬川さんの好きな人の代役ですからね。店

員さんは僕がそう言ってもなんだか疑ってきます。

「本当ですかぁ?彼女の笑顔は好きな人に対してしてるみたい

 でしたけど?」

「…瀬川さん…彼女はアレがデフォルトです」

仕方なしに、僕は瀬川さんが入った試着室の前まで移動しまし

た。

「瀬川さんまだですか?」

「ほえ//?ハヤテ君?ちょっと待って//」

暫くすると瀬川さんが服を着て、シャっとカーテンを開けまし

た。…やっぱり可愛いですね//

「…なんか言って欲しかったりして」

「え//あ//あの…似合ってますよ//」

「そう?じゃあこっちはどうかなぁ〜」

そう言って瀬川さんはもう一度カーテンを閉めました。暫くす

ると又カーテンが開きました。

「こっちはどうかな?ハヤテ君」

「か…可愛いですよ//」

「そう//?本当に//?」

「えぇ本当に//」

…いけませんね…瀬川さんのこの服は彼女の思う「彼」の為だ

と分っているのに…顔がにやけそうです。

「ふっふっふ〜じゃあ…コレにはどんな反応をしてくれるかな?」

瀬川さんはもう一度カーテンを閉めました。…いけない…瀬川

さんとこんなプライベートな会話するなんて夢のようですね//


またカーテンが開いたと思ったら…こんどは水着です。…あぁ

…僕だって健康な男の子なんですけど//

「これはどうかな//?」

瀬川さんはいわゆるセパーレートのですね…あぁ面倒くさい!

単純に言えばビキニです//!

「可愛いです//!!似合ってます//!!だから着替えてくださ

 い//!!見てるこちが恥ずかしいです//!!」

「…ブーハヤテ君のイジワル」

べーとあっかんべーをしながら瀬川さんはカーテンを閉めまし

た。…あっかんべーがこんなに可愛いとは…//









今は最後に行きたい所があると言われて、公園に来てます。

「ふぅ、今日は楽しかった♪ハヤテ君ありがとうね♪」

「いえいえ、僕も久しぶりに楽しかったですよ」

あぁ…この笑顔は、今度は他の誰かに見せるのか…。

「あ、あのさ…ハヤテ君最後にお願い…してもいい//?」

…あぁ頬を染めている瀬川さん…悔しいけど…僕が瀬川さんの

頼みを断ることはしません。

「いいですよ。なんでしょうか?」

「こ//告白の練習もさせて欲しい//…かな?」

「………どうぞ」

僕は無言で立ち上がり、瀬川さんに背を向ける。…瀬川さんが

誰かを思いながら告白する顔なんて…見たくない…。瀬川さん

が僕の後ろに立った。

「私は////…













 貴方のことが////…




































 『綾崎ハヤテ』君の事が大好きです////!!!!!』









「え?!」

突然言葉に僕が驚くと同時に背中に衝撃が来た。瀬川さんが僕

の背中に抱きついて来た。

「…今日はごめんなさい…嘘ついちゃって…私はハヤテ君の事

 が好きです//大好きなんです//私と付き合ってください//!」

「…瀬川さん…離してください」

僕がそう頼むと瀬川さんが離した。僕は瀬川さんに向き直る。

瀬川さんの顔には、僕が離してと言ったからか怯えに近い表情

が浮かんでいる。

僕は正面から瀬川さんを抱きしめた。

「ハ、ハヤテ君//?!」

「…今日は瀬川さんが誰かに告白するって言ってたので…内心

 嫉妬の嵐でしたよ…僕は…僕も瀬川さんが好きなのに…」

「ハヤテ君//」











「僕も瀬川さんが大好きです//」











そっと瀬川さんの両手が僕の背中に回される。暖かい…。僕ら

は互いの体温を感じあう。

「ハヤテ君//…」

瀬川さんが僕の顔を見上げて目をそっと目を閉じた。

「瀬川さん//…」

僕は瀬川さんが何を求めているか分った。僕はもう一度瀬川さ

んの耳元でささやく。

「大好きです//」






















僕らは初めての口づけを交わした。


          〜Fin〜

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…変ですね〜。一話完結をとろうとするとどうしても内容が急

になります。泉が無駄に大胆ですし、ハヤテも告白して即キスっ

て…//ハヤテらしくないとは思いますが…その辺はご勘弁を。

とりあえず、一話完結なのでキリ番にもさせてもらいます。あ

といくつあったかな?キリ番…。ついでに完結WIKIにも登

録です。…短編って書くの面白いですねww

ではHALでした。

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Re: お願い(泉誕生日記念&キリ番小説 一話完結) ( No.1 )
日時: 2007/06/29 19:13
名前: 素直

いいんちょさんですねwww
ベタな展開ですけど楽しめます。
シンプル イズ ザ ベストです。

まあ正直いいんちょさんが出ていればどんな内容でも良(ry
……いや冗談ですよ?

とりあえずハヤテが「離してください」といった時に、
ハヤテはまだ泉が告白練習中だと勘違いしているのかと思ってしまいました。
でも天然なハヤテならやりかねませんw

これからもメインヒロインの瀬川泉をよろしくですw
では以上ですw
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Re: お願い(泉誕生日記念&キリ番小説 一話完結) ( No.2 )
日時: 2007/12/28 23:05
名前: ネソップ

こんにちは。新入りのネソップです。
個人的には泉が告白したときに、
ハヤテが「瀬川さん・・・本当の告白かと思いましたよ。これなら本番もいけますね。」
と嫉妬気味にハヤテがいう展開も面白かったかなと思います。
いや、それもいいんですけど///
Re: お願い(泉誕生日記念&キリ番小説 一話完結) ( No.3 )
日時: 2007/12/30 17:27
名前: HAL
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=1655

こんにちわHALです。

まさかこの古い作品が上ってくるとは。レス返ししてなかったので書きましょう。

素直さん>ご感想ありがとうございました。レス返しもしなくて。

     『ベタな展開ですけど楽しめます』

     ベッタベタです。少女マンガに出てきそうなノリです。

     『これからもメインヒロインの瀬川泉をよろしくですw』

     メインヒロインは女性キャラ全員ですっ!

ネソップさん>ご感想ありがとうございます。

       あぁ、荒らし報告が消えてることから一度荒らし報告されたようですね。

       『ハヤテが「瀬川さん・・・本当の告白かと思いましたよ。これなら本番もいけますね。」』

       んー、その展開は考えていませんでしたね。もっとパターンを考察していくようにしましょ。

久々に前の作品を見ましたが、やっぱり書き方が違ってますね。

////をなくしたり、文頭空けたり、長い空白行を減らしたり、今とは大違い。

ではHALでした。
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