広島都市圏で専門学校6校を運営する古沢学園は24日、医療系の4年制大学「広島都市大」の設置を文部科学省へ申請した。広島市南区の宇品内港地区に2009年4月に開学する予定。
健康科学部看護学科の1学部1学科で、定員400人(1学年は100人)。「看護と平和」を掲げ、専門性と国際的な分野で活動できる能力を併せ持つ看護師の育成を目指す。校舎は5階建て延べ約5360平方メートル。内港地区の1.85ヘクタールを県から20年間の定期借地方式で取得、4月に着工する。早ければ11年度にもリハビリテーションと福祉の2学科を拡充しする計画。
広島都市圏で看護学部・学科を持つ4年制大は広島国際大(東広島市)、呉大(呉市)、日本赤十字広島看護大(廿日市市)があり、大学間競争は一層の激化が予想される。
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