(08/03/24)
フィデリティ、2年半ぶりに日本株ファンドを設定
=銘柄を厳選=
米系資産運用会社のフィデリティ投信は24日、投資価値の高い国内企業の株式に厳選投資する「フィデリティ・日本株・アクティブ・ファンド」を28日付で設定すると発表した。同社が日本株を投資対象とする投資信託を設定するのは、2005年9月以来、約2年半ぶりとなる。
同ファンドは、成長に向けた変化に着目し、将来の投資価値の増大が期待される企業を絞り込んで投資する。組み入れ銘柄数は40―50と、単独のファンドマネージャーが運用する同社の日本株投信と比較した場合、半分程度になる見通し。当初募集の上限は1000億円で、みずほインべスターズ証券を通して14日から募集を行う。
純資産総額3000億円超の「フィデリティ・日本成長株・ファンド」を手掛けるなど、同社の日本株運用力には定評がある。同社はこれまで運用力の一段の強化を目的にインフラ整備を進めており、今回、新ファンドを提供できる体制が整ったと判断した。(了)
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