社会
産科医不足、但馬や北播で顕著 都市部でも
産科医不足による産科の廃止や休止、出産の受け入れ制限は、ここ数年兵庫の医療機関でも相次いでいる。特に病院の少ない郡部では、遠方での出産を余儀なくされるなど問題は深刻。医師の確保も難しく、早急な対策を見いだせないままだ。
北播磨では二〇〇三年に公立社総合病院(加東市)で出産の受け入れを休止。〇五年には小野市民病院と三木市民病院で産科が廃止され、〇六年には加西病院(加西市)の休止で一時、産科の空白地域に追い込まれた。加西病院は昨年十一月に産科を再開したが、「受け入れには限度があり、地域全体をカバーするのは難しい」と話す。
但馬では、公立八鹿病院(養父市)が〇六年に出産受け入れの休止を発表。その後休止は回避されたが、妊婦の集中を懸念した近隣病院が里帰り出産を控えるよう呼びかける事態も起きた。
産科医不足は都市部も例外ではなく、西宮市立中央病院が〇六年春に産科を休診。明石市立市民病院は今年六月以降の出産受け入れ休止を決めている。
(3/25 14:27)
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