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新作ゲーム所持、三浦さん殺害後に購入か 金川容疑者

2008年03月25日08時14分

 対戦ゲーム好きだったという8人死傷事件の金川真大容疑者が23日に逮捕された際に持っていたリュックサックには、携帯ゲーム機ソフトが入っていたことが茨城県警の調べで分かった。刀を振り回したり、手裏剣を飛ばしたりしながら敵を倒す内容のアクションゲームで、三浦芳一さんが殺害された翌日の20日に発売されたばかりだった。

 同じ中学出身の男性(28)は「普段はおとなしいが、対戦ゲームで負けると急にかっとなる」と話す。ゲーム機をけとばしたり、ぶつぶつ言ったりしている姿を見かけたことがあるという。

 金川容疑者は三浦さん殺害後、JRで東京・秋葉原駅に逃走。本人と分からないようにするため、同駅近くの理容室で髪を切っていた。

 一方、金川容疑者が6年前に卒業した高校によると、在学時は弓道部に所属し、県大会で優勝したこともあった。3年生で部をやめると、打ち込めるものがなくなった様子だった。就職志望だったものの、積極的な就職活動はせず、卒業後はアルバイト生活を送っていたという。

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