次々と刃物で人が刺されたJR荒川沖駅改札付近(茨城県土浦市で) |
茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅周辺で23日に起きた連続殺傷事件で、指名手配の殺人容疑で逮捕された無職金川真大(かながわまさひろ)容疑者(24)(土浦市中村東)は事件当日、宿泊していた東京都内から常磐線に乗って荒川沖駅で降り、警察官が警戒する改札を通り抜けていたことが24日、わかった。
県警は、改札の中側と通路側に各1人、駅の構外を含めて計8人の警察官を配置。金川容疑者はいったん構外に出た後、事件を起こした可能性もあり、県警は金川容疑者を発見できなかった経緯について詳細な検証を求められそうだ。
これまでの調べによると、金川容疑者は、手配容疑の事件が起きた19日以降、都内に逃れて宿泊する一方、22日には常磐線に乗って荒川沖駅で降車、同駅周辺から「早く捕まえてごらん」などと110番通報していたことが判明している。
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